ここ数日ドル円為替レートが150円を超えるなどドル高傾向が進んでいますね。
その一つの要因として、米国大統領選挙で共和党のトランプ氏が勝つことに賭けているヘッジファンドが増えていることがあるかもしれませんね。
WSJに10月22日付でWall Street pros get into position to profit from a Trump winという記事がでていました。
記事によると、世論調査ではトランプ氏とハリス氏の接戦が報じられていますが、一部のヘッジファンドはモメンタムの変化を察知し、トランプが勝てば儲かるようなポジションを増やしているということです。
トランプ氏が掲げている政策は「アメリカ第一」に基づき、輸入品に10~20%の大幅な関税を課し、中国からの製品に対しては60%以上の関税を課すというものです。
これにより、何が起きるか?というとインフレが再燃します。メリットを受ける企業は国内製造業やインフラ関連企業でしょう。またバイデン・ハリス政権の反トラスト的な政策が後退するので、企業活動が活発になると信じる人が多いと思います。
これらのことによりドル金利は上昇し、米国では長期金利の方が短期金利より上昇し、イールドカーブがスティープニングすると予想されます。
このことからドル高が予想される訳です。
もっとも大接戦の大統領選挙という結果が予想し難いものに賭けないというヘッジファンドは多いようです。何故なら今年の運用成績は好調なので、ここで危ない賭けをする必要がないからです。
私もその考え方は正しいと思います。そして短期的には、選挙結果により多少資産価値がボラタイルになることはあっても、長期的には経済のファンダメンタルズが金利や株価を決めていくと考えておくのが良いでしょう。
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