来週の月曜日からネパール旅行ですが、その前日にネパールの女学生に定例の日本語Zoom lessonを行っていく予定です。
彼女は将来アメリカの大学で「国際関係論」を勉強し、国際機関で働きたいという希望を持っています。今の時代は「ロシアのウクライナ侵攻」とか「パレスチナとイスラエルの紛争」など政治地政学の生きた教材に溢れています。
これらの出来事を日本語で理解するには、彼女の日本語学習期間は短すぎますが、幾つかのキーワードを含む短い文章は読んで貰おうと考えています。
ただし内容をよく理解してもらうため、英訳は必要です。
元ネタはNHKの終活応援ニュースゼミを使いました。
この素材を教材にするため、使うのが翻訳ソフトDeepLとChatGPTです。
ChatGPTでも英訳はできるのですが、Webページの翻訳はDeepLの方が便利です。なぜか?というと翻訳したい部分をマウスやペンで選択し、「Ctrlキー+C+C」という操作で瞬時にアプリが立ち上がり、英訳ができるからです。ただし多少間違いがあるので、修正は必要ですが。
次にChatGPTを使って「漢字混じりの普通の文章」を「ひらがなオンリーの文章」と「ローマ字表記の文章」に転換します。何故なら彼女はまだ漢字が読めないので、ひらがなとローマ字表記が必要だからです。
ChatGPTは秒速でこの作業をこなしてくれます。
次は単語帳の作成です。
これはDeepLで作成した英文をChatGPTに投入して「単語帳を英語・ひらがな・ローマ字で作り、CSVで出力してください」とプロンプトで命じます。
これまた秒速で単語帳が出来上がります。
ただし不要なものも含んでいますので、エクセルに展開した後、削除と誤訳を修正して出来上がりです。
さてこの女学生は、大学では英語を第一外国語に、日本語を第二外国語に選択したいと言っています。
もしそうなれば、私の日本語ボランティアレッスンも彼女のキャリア形成と国際親善に多少貢献することになるでしょうね。
それにしても、ChatGPTやDeepLを使わずに総て自分で英訳分を打ち込んだり、単語帳を作るとすると膨大な時間がかかり、嫌になってしまう可能性大です。
志をサポートするのも人工知能のありがたいところですね。
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