金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

今週はmake-itかBreak-itかの週

2021年10月26日 | 英語・経済
 決算発表シーズンの米国では昨日(10月25日)もダウとS&P500が最高値を更新した。アナリスト予想を上回る好決算が続いているからだ。
 決算発表のピークは今週前半だ。特に今日の場外時間に発表されるアルファベットやマイクロソフトなどITのビッグネームや3M、ジェネラル・エレクトリックなどが注目される。
そんな中でCNBCにThis is a make-it or break-it type of week in earnings season.
「これは決算シーズンの中で成功するか失敗するかの週だ」という意味。It will make itというとそれだけで「成功するだろう」という意味。
 WikipediaによるとMake it or Break it (大成功か大失敗)というテレビドラマがあったそうだ。
 Orというとハロウィンが近いのでTrick or Treatと叫んでお菓子を貰って回る子供のことを思い出す。これはTreat me , or we will trick(お菓子を呉れなきゃ悪戯するよ)を短くしたものだ。
 最近インターネットで読んだところでは、不正乗車をしようと思った外国地に駅員さんが、Pay or Police と叫んだそうだ。運賃払わないと警察呼ぶぞ、ということだ。
 アメリカ人はこのような二者択一的な発想が好きなのかもしれない。おそらくファジーな対応では成功することは無論のこと生きていくこともおぼつかなかったのだろう。
 さてこの決算シーズンに賭けることが成功するか失敗するか?
 目下のところ相場は成功に軍配を上げているようだがまだわからない。
 だがサイドラインにいる限りこの相場での成功はない。
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