先週大阪と京都に仕事と私用で帰っていた。大阪のエスカレータで思ったことは、東京と追い越し車線が逆だということである。つまり東京では急ぐ人のためにエスカレータの右側を空け急がない人は左に立つ。ところが大阪ではその逆。急ぐ人は左側を駆け足で登っていく。ところで京都駅のエスカレータを見ていると右側を急ぎ用に使っている。つまり東京スタイル。ただしこの一例を持って京都は東京スタイルと言って良いかどうかわからない。つまり偶々東京から来た人が東京スタイルでエスカレータを利用していただけかもしれない。
エスカレータの左立ちと右立ちの境界線が日本列島の何処にあるのか知りたいものである。
というような話を家内にしたところ、家内は「エスカレータの片側ルール自体が身体障害者の方に大変は負担になっている」という。つまり体の事情では左右どちらか片側にしか立ち辛いのである。高々エレベータ位駆け上がっても大した時間にもならないので「片側空けルールそのものを辞めて欲しい」という声も相当あるそうだ。
ところで身体障害者のことを一般的には"handicapped"というが、最新の英語の表現は”physically challenged"というらしい。これはある本で読んだことだが、念のためにネット上の権威ある英々辞書"http://dictionary.reference.com/"に当ってみたが正しい様である。
脱線したが英語はどんどん変化していく言葉であり最新の用法を知るためには、良い英々辞典を使う他ない。http://dictionary.reference.com/は便利なサイトである。
いずれにせよphysically challenged という言葉は美しい言葉である。身体障害者という日本語も美しい言葉に置き換えられるべきである。