金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ChatGPTで少し複雑な英文レターを作成。無料版でも結構使える!

2024年05月20日 | デジタル・インターネット
 以前私はChatGPTの有料版を使っていましたが、今は無料版に格下げしています。有料版をガンガン使う程用事がないからです(笑)。
ところが今朝ちょっとChatGPTを使って英文レターを書いてみよう、と思う案件が出てきました。
 その内容は次のようなものです。
  •  あるロータリークラブのメンバーの友人に頼まれて、ネパールのロータリークラブのメンバーを紹介して欲しいと頼まれた。
  • ネパールの友人の上記のことを依頼していたところ、カトマンズのあるロータリークラブのメンバーを紹介してきた。
  • その人に次のようなメールを書くことになった。「日本のあるロータリークラブがネパールの教育支援のような慈善活動に支援金を拠出することを考えている」「貴クラブのHPをみるといくつかのプログラムが推進されているが、このようなオファーに興味はお持ちだろうか?」「これは私個人の意見だが、たとえば日本に来て農業や観光業に関する勉強と実習を行って、帰国後帰国の産業界に貢献するような若者に奨学金を支給するというアイディアなどは面白いと考えているがいかがなものだろうか。もっともこれは個人的な意見なので、固執するつもりは毛頭ないが」「もし今回のオファーに関心があれば、該当しそうなプログラムを提案して欲しい。しかるべき担当者を紹介したい」
 以上のような話ですが、この内容をはじめてメールする人に分かり易く、しかもきちんとした英文で書くとなると少し気が重くなりますよね。
 そもそも日本語で書くのだって、ちょっと頭をひねりますよね。
 ところがChatGPTに上で書いたような状況を伝えると、一瞬にして良いレターを書いてくれました。ほとんど手直しなしでした。
 無料版でも結構使えますね。
 もし私が国際業務を担当していた頃、ChatGPTがあれば、5倍以上生産性が上がっていたかもしれませんね(笑)
 ChatGPTは使える奴ですが、上手に使うには、分かり易い日本語でプロンプトを書いてやることがポイントです。
 分かり易い日本語とは、英語に翻訳しやすい日本語ということです。具体的には日本語は主語を省略することが多いのですが、そんなときChatGPTはこちらが意図していない主語を選択することがあります。だから日本語としては、少々くどい位主語を書くということがポイントです。また「あれ」だの「これ」だの指示代名詞も要注意です。日常の会話では「あれだ」「これだ」で済むことが多いのですが、ChatGPTではそうはいきません。きちんと本当の名詞でプロンプトを書くのが、手戻りのない方法です。ChatGPTを上手に使えるかどうかは、機械でも分かる明快な日本語を使えるかどうかにかかっていると思いました。
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涼を求めて奥多摩滝巡り~千足から馬頭刈山

2024年05月19日 | 
気温が高くなると、滝が恋しくなりますね。
昨日は奥多摩の滝を巡るハイキングを思いたち、千足から馬頭刈山を経て軍道(ぐんどう)へ下るコースを歩きました。
 JR武蔵五日市駅を8時40分に出る藤原行のバスに乗り、千足で下車。大きなザックを持った3人の若者も降りました。彼らは稜線上のつづら岩でロッククライミングを行うそうです。9時10分にバス停から舗装された急な林道歩きが始まります。9時33分に最初の滝・小天狗滝に到着。高さ7,8mの滝です。
10分ほど歩いて天狗滝に到着。高さは20mほどの滝です。南面しているので、明るく小さな滝つぼから全貌を眺めることができます。

天狗滝の右側の急斜面を登ると、植林された杉林に出ました。ここから次の綾滝までは、緩傾斜帯になっています。杉林を吹き抜ける風がさわやかですね。
綾滝は天狗滝より少し低く17~18mの滝です。
11時に稜線に到着。ところでころにツツジが咲いています。
12時馬頭刈山884m到着。山頂にはベンチがありました。ここで昼食。山頂からの眺望はありませんが、10分ほど下ると富士山が見える絶景ポイントがありました。
13時19分軍道バス停到着。この路線のバスは少ないので、バス便の多い十里木まで歩く覚悟をしていましたが運よく13時30分のバスに乗ることができました。武蔵五日市駅では通りを挟んだ迎え側の東京裏山という自転車レンタルなどをやっているお店でビールを頂きました。つまみにピクルスを頼みましたがこれが美味。汗をかいた後の酸味は美味しいですね。








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ダウ4万ドル超え、ポイントは牽引車は誰かだ

2024年05月17日 | 投資
 昨日(5月16日)ダウがザラ場で一時4万ドルをつけた。すぐに4万ドルの足場を固めるかどうかは分からないが、心理的な節目を超えたことは間違いない。
 このところ米国株が好調な理由は、インフレにやや沈静化の兆しが見え、連銀が政策金利の引き下げに踏み切る可能性が高まったという観測が広がっていることだ。
 もう一つはChatGTPなどAIの活用がビジネス面で本格化していることだろう。
 投資家はAIが生産性向上に寄与することに期待を高めている。
 ダウの構成銘柄はオールドエコノミーが多く、ハイテク銘柄はそれほど多くはない。WSJはダウが2020年11月に3万ドルを達成した後、今回の4万ドル達成に貢献した銘柄をリストアップしていた。
 そのトップはゴールドマンザックスで、2番目がマイクロソフトだった。
 アップルやアマゾンの貢献度はそれほど高くはない。
 ダウとナスダックのパフォーマンスを較べてみよう。
 今年の成績は、ダウが5.7%で、ナスダックが13.1%。過去5年ではダウが54.8%でナスダックが113.6%だった。
 インデックスとして有名なダウの大台乗せは、一般的にはニュース性はあるが、投資の観点からはそれほど価値のある話ではないと私は思う。
 むしろ「オールドエコノミーの株を買っていても、牽引車がいればバスケットは上昇する」という程度の話である。もし人工知能がこれからしばらくの間生産性向上の立役者になると信じるのであれば、立役者が多いナスダックに投資するのが本筋だと私は考えている。
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パワーポイントを使って同時通訳。この手があったか。

2024年05月16日 | デジタル・インターネット
 今月下旬にネパールで小学校の建築を手伝ってきたNPO法人で講演を行う予定でプレゼンテーション資料を作成してきました。
 プレゼンテーションは兵庫県で行う予定ですが、オブザーバーとして現地(ネパール)で、学校建築プロジェクトを支援しているネパール人の人にもZoomで参加して貰う予定です。スライドはグラフや表で構成されているので、日本語版を見ていても大体分かります。
 またDeepLを使ってスライドを一括して英語に翻訳することも可能ですから、事前にスライドをPDFにして送っておくことも可能です。
 さてここからが本題で、パワーポイントにはプレゼンターが話した言葉を字幕表示する機能があり、表示する言葉を選ぶことができます。
 つまり日本語を選択すると日本語の字幕が表示され、英語を選択すると英語の字幕が表示されます。Zoom参加するネパールの人は英語の字幕を見てプレゼンテーションの中身を理解するという仕組みです。
これって中々凄いですね。工夫すると語学学習にも使えそうですね。
 写真は私がしゃべった言葉が英語に自動翻訳された例です。



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「老後2千万円問題」はもはや「4千万円問題」?

2024年05月13日 | ライフプランニングファイル
 スマートフォンには時々dmenueニュースが流れてきます。そんな中に「老後2000万円問題」もはや「4000千万円」と専門家が分析という記事がありました。
 その中でファイナンシャルプランナー山崎さんは「3.5%物価が上がる場合、(今の)2000万円も3.5%増やそうと考えるなら10年後は2800万円になる」と書いています。
 これは単純に複利終価の話です。利回り3.5%期間10年の複利終価は1.4106で、2000万円は10年後には2821万円になっています。資産を運用する場合は税金を考える必要がありますが、モノの値段は税金の控除なしにあがるから、今2000万円で買えるものは10年後には2821万円になっているという計算です。
 ちなみにいうと、20年後の複利終価は1.99倍で今日の2千万円は20年後には4千万円になっています。これは良いの悪いのという話ではなく、単なる複利利回りの計算の話です。日本では過去2,30年モノやサービスの値段はあがらないと考えてきましたが、これからは変わります。私はモノよりサービスの値段があがる可能性が高いと考えています。サービスの値段の原価は人件費です。今でも人手不足を感じますが、もう少しするともっと人手不足を感じるようになるでしょう。そうすると人手確保のために賃金がジリジリと上がり、ジリジリと上がった賃金が外食店の料金などを押し上げ、物価が上がっていきます。
 すべての物価が今後年率3.5%で上がり続けるとは思いませんが、シニア層が必要とするサービスについては、その位のペースで上がると考えて対策を講じるのが良いでしょう。物価上昇率が3.5%より低ければそれは儲けもの。
 温泉にでもいってのんびりすれば良いじゃありませんか?

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