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金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

スマートフォンで撮った写真の加工はPC・スマホ連携が便利

2024年06月24日 | デジタル・インターネット
 最近はスマートフォンで写真を撮ることが多くなりました。デジタル一眼カメラを持参している場合でも、カメラはリュックに入れていることが多いので、ポケットのスマートフォンを使います。
 ただし腰を据えて良い写真を撮りたいと思ったときはやはりデジタル一眼を使います。
 その結果カメラで撮った写真とスマートフォンで撮った写真が別々の場所に保存されるのですが、これを一カ所にまとめたいとか、スマートフォンで撮った写真をパソコン内の画像処理ソフトで加工したいというニーズが出てきます。
 この問題を簡単に解決するのが、PCとスマホの連携アプリです。
 下の写真がアンドロイドスマホとWindows11PCを連携したPC画面です。この画面でスマホ内の写真をダウンロードし、PC内のファイルに簡単に取り込むことができます。
取り込んだ写真は写真加工ソフトで簡単に加工することができました。

他にも色々なやり方があるのでしょうが、私の場合これが一番簡単なやり方だと思っています。
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あじさいの山太平山でイノシシを見た

2024年06月23日 | 
 昨日(6月22日土曜日)は関東が梅雨入り宣言した翌日でした。
 山仲間と栃木の太平山(おおひらさん)にあじさい見物ハイキングに出かけました。栃木には池袋駅から日光行東武鉄道の特急に乗りました。
 9時前に栃木駅について、タクシー乗り場で15分ほどタクシーを待って、あじさい坂へ。その少し下の國學院まではバスも来ています。
 太平山神社に向かう約千段の石段の両脇にはあじさいが咲き乱れています。
あじさいは色とりどりですね。
少し登ると銭洗い弁天があり、5百円玉を洗って参道に戻るところで小さなイノシシを見かけました。一生懸命草を食べていて逃げる気配はありません。
太平山神社に参詣。
神社の右手から太平山山頂341mに続く山道を登っていきます。
山頂の手前に奥社がありました。祀られているのは天目一大神(あめのまひとつのかみ)です。
太平山から西の晃石山(てるいしやま)419mに縦走しました。
途中何カ所から眺望の良いところがあり、筑波山が見えました。
また尾根上のパラグライダーの出発点があり、パラグライダーが水田を上を舞っていました。

晃石山から急な登山道を降って山麓の大中寺を参詣しました。
ここの参道もあじさいがきれいですね

少し歩き疲れたので、タクシーを呼んで栃木の蔵の町に向かい、お蕎麦とビールで初夏のハイキングの打ち上げをしました。
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アメリカ人旅行客が南欧経済を押し上げる。少なくとも当面は。

2024年06月21日 | うんちく・小ネタ
 「観光ブームにより地元住民の生活が脅かされている」といえば、インバウンド観光客に市民の足であるバス便を奪われた京都の話か?と思うがそうではない。
 世界的に見ると、大量のアメリカ人観光客が押し寄せているスペインやポルトガルなど南欧が大きな話題になっているようだ。
 WSJにEurope has a new economic engine: American touristsという記事が出ていた。
 記事のポイントは次のような点だ。「アメリカ人観光客の増加により、南欧全体で観光業が成長し、観光業はイタリア、スペイン、ギリシア、ポルトガルで経済成長の主要因になっている。たとえばスペインの最近の経済成長の3/4近くは観光業に関連しているし、新規雇用の1/4も観光業関係だ。
 一方観光ブームにより生活費が上昇し、地元住民が困難に直面している。
 また経済学者などの中には、国の経済が生産性が低い観光業に依存し過ぎると、高付加価値産業への投資が阻害され、長期的な経済成長や高いレベルの社会福祉の実現が困難になると警鐘を鳴らす人もいる。
 記事を読んでいくとBeach diseaseという言葉に出会う。「ビーチ病」ということだが、目先の利益を求めて、観光業に資金や人的資源を過剰に投入することで、経済の足腰を弱くすることを指すようだ。もっともあまり一般的ではなく、グーグル検索などにもまだ登場しないようだ。
 日本では1980年代に社員旅行を当て込んで、熱海、水上、鬼怒川などに団体客向けホテルが大量に建設されたことがあった。だがそれらのホテルの多くのは社員旅行の終焉とともに、廃墟化している。
 観光ブームというのは、押し寄せるのも早いが引くのも早いということの例だろう。
 押し寄せる波に乗っていかないと稼げないが、乗り過ぎると痛い目を見る。
 中々難しいものだと思う次第。


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2047年までに先進国入りを目指すインド。モディ政権が無視できない4つの分野

2024年06月21日 | 投資
 私の投資に関する基本的な考え方は「魚がたくさんいるところで魚釣りをしよう」というものです。釣り人がたくさん集まってわずかな魚を狙っている小さな池に、さよならして大きな海に釣り竿を入れようという考え方です。
 現在でいうなれば、AIブームで活況を呈するナスダックが大きな海ですし、もう少し投資の水平線と時間軸を伸ばして考えるならインドが次の大きな漁場になることは間違いありません。
 CNBCにIndia wants to be a developed nation by 2047.という記事がでていました。インドは2047年までに先進国入りを目指すという記事です。私がインドに注目しているのは、投資対象としてだけではありません。 
 次のようなきわめて個人的な事情があります。
 私はあるネパール支援団体に関わっていますが、ネパールが後発発展途上国(昔の言葉でいうと最貧国)を卒業して、発展途上国入りすることができるかどうか?そしてその先中心国そしてやがて先進国になれるかどうかという可能性の大きな部分はインドの経済成長にかかっています。つまり隣国の大きな兄貴分であるインドが繫栄すると、ネパールもそれに追随して発展していくことは間違いありません。そして逆もまた真ですが。
 そしてネパールに対する支援もインドの経済成長の分け前に与ることができる分野を視野にいれながら取り組む必要があると私は考えています。
 
 さてCNBCは、インドが20数年後に先進国入りするには主に4つの分野で改革に取り組めるかどうかが鍵になると指摘しています。
 第一のポイントは「インフラ整備」です。
 インドは既に高速道路・鉄道・空港の連携によるインフラ投資をかなり進めていますが、これから先はそれらに隣接する工場用地の確保が課題だとゴールドマンザックスのアナリストは述べています。
しかしモディ政権の支持基盤が弱くなったので、土地有効利用政策の促進が難しくなっているのではないかとアナリストと指摘しています。
 第二のポイントは製造業の強化です。
 モディ首相は過去10年、中国を追い越してアジア最大の工業基地になると宣言しましたが、鍵になるのはチップ製造業です。
 アップルやアルファベットはサプライチェーンの一部をインドに移す動きを強めています。業界団体によるとインドの半導体産業は2026年までに640億ドル(2019年の3倍の規模)に成長すると予想しています。
 アナリストは半導体産業は今後5年から10年の間、インドの最大の稼ぎ頭になるだろうと予想しています。
 これは私の個人的な意見ですが、インドの半導体産業の成長はかなりの部分AIの発展とリンクしているでしょうね。
 三番目は高い失業率の問題です。
 4月の失業率は7.4%でしたが、5月の失業率は8.1%に上昇しています。
 高い失業率の原因の一つは、企業側が求めるイノベーション・スキルを持った労働者が少ないという技術レベルのミスマッチがあることです。
 教育水準を向上させることや職業訓練によって、製造業のバリューチェーンのあらゆるレベルに個人を巻き込み、経済発展の恩恵が社会全体で共有できるような仕組みづくりが課題です。
 ただ個人的な感想では、国民レベルで教育水準を向上させていくのは大変な作業でしょう。インドでは法律上カースト制度は廃止されていますが、意識や社会生活面ではカースト制度は残っています。カーストの克服は大きな課題でしょうね。
 そして最後の課題が、海外からの投資資金を流入促進です。
 インドの株式市場の時価総額は4.9兆ドルでアジア・太平洋地域で3番目の規模ですが、今後20年の間に40兆ドルに拡大すると予想されています。
 代表的はベンチマーク指数のNifty50とSensexの今年のパフォーマンスは各々8%、7%です。
 インドへの海外直投については、昨年は米国金利が高く、プライベート・エクイティの資金調達環境が厳しかったので、比較的低調でしたが、投資環境が改善すれば、米国投資家を惹きつけることができるだろうとゴールドマンのアナリストは述べていました。

 

 
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Nvidiaの時価総額世界一は、ITバブルのシスコと軌を一にするのか?

2024年06月20日 | 投資
 WSJにNvidia's assent to most valuable company has echoes of Dot-Com Boomという記事が出ていた。今世紀の初めネットワーク機器のCiscoが、ドットコムブームに乗って、マイクロソフトを抜いて、時価総額世界一になったことがあった。
 今回Nvidiaがマイクロソフトを抜いて時価総額世界一の座についたことは、シスコのドラマを彷彿とさせると記事のタイトルは述べている。
 だが本当にNvidiaとシスコは同じような軌跡を辿るのだろうか?
 記事は当時のシスコのCEO John Chambers(現在はベンチャー投資家)の話を交えながら、二つの出来事の相違点などを述べている。
 この記事をAIに読ませ、チャットで質問しながら、知りたいことをまとめてみた。
  • 質問「Nvidiaとシスコの株価急上昇の相違点は何か?」
 AIの回答:Nvidiaの株価を押し上げたAI市場の規模は、シスコの株価を押し上げたインターネット市場より大きく、変化の速度も速い。企業の成熟度という点では、シスコは設立16年で時価総額世界一になったが、Nvidiaは設立31年で世界一になった。
  • Nvidiaの株価はシスコのように急落する可能性はあるのか?
AIの回答:AI市場はまだ成長段階であり、インターネットバブルのように過剰な期待による崩壊のリスクはあるが、AIの応用範囲は広いため、持続可能性が高いと考えられる。Nvidiaがチップ市場でのリーダーシップを維持するために、技術革新と競争力を保つ必要がある。Chambersは、Nvidiaのチップは、AIだけでなく、データセンター、自動運転、ロボティクスなどさまざまな分野での応用が期待されていると考えている。
★   ★   ★
英文記事のURLをAIに教え、要約させたり、質問を投げかけて、ポイントを抽出することで、短時間に情報を深堀することができるのはAIのメリットだ。
私は未実施だが、関連しそうな複数の記事をAIに投入して、多面的な見方を引き出すような使い方をすれば、面白そうだ。
AIの地平線は大きく広がっているように見える。
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