福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

犬夜叉とディカプリオ

2006年05月03日 |   〇芸能・スポーツ

全くどうでもいい話だが、一応、記録しておくことにした。

はじめに断っておくが、韓国語学習にも韓国社会の理解にも、
99.99%役に立つことのない話題だ。

--- 実は、

韓国ではアニメ「犬夜叉」の主人公とレオナルド・ディカプリオの
声優さんが同じだ。

「ヲタク」は、ちょっと意外な気がした。

・・・・・・・・・・


*ハンギョレ新聞より

■ “내가 바로 ‘이누야샤’…그림에 영혼을 넣는 일이죠”
「『犬夜叉』は僕です・・・絵に魂を入れる仕事」
(ハンギョレ新聞 5月3日)

케이블방송 애니메이션 전문채널 투니버스, 챔프,
애니원TV가 두루 내보낸 〈이누야샤〉는 인간과 요괴
사이에서 태어난 주인공 이누야샤의 모험을 그려 큰
인기를 누렸다. 주인공을 맡은 성우가 강수진(41)이다.
ケーブルTVのアニメ専門チャンネルであるトゥニバース、チャンプ、
アニワンTVがそろって放映した「犬夜叉」は、人間と妖怪の間に
生まれた主人公、犬夜叉の冒険を描き大きな人気を集めた。
主人公の声を担当した声優がカン・スジンさん(41)だ。

그는 〈소년탐정 김전일〉, 〈원피스〉 등에서 열정적
이면서도 단순한 미소년 캐릭터로 사랑받았다.
외화에선 배우 리어나도 디캐프리오의 목소리는
대체로 그의 것이었다.
彼は「金田一少年の事件簿」、「ワンピース」などで情熱的であり
ながらも単純な美少年のキャラクターを熱演し多くのファンを
魅了した。映画の吹き替えでは、レオナルド・ディカプリオの声は、
ほとんど彼のものであった。

- 以下省略 -

(終わり)


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韓国のニューハーフ

2006年05月03日 |  〇語彙と表現


△ハ・リス

韓国でもニューハーフの芸能人が活躍している。

ハ・リスという名のなかなかの美人がその人だ。

韓国では、彼女のような人のことを、性転換手術の経験有無に
関わらず、外来語を用い「트랜스젠더(トランスジェンダー)」と
呼んでいる。

日本で使われている「トランスジェンダー」(性転換手術を望まない
性同一性障害者)とは、意味合いが少しずれている。どちらかと
言えば、「ニューハーフ」に近い言葉だと考えていいだろう。

今日、その彼女の真実の人間性を垣間見れる記事を読んだ。

驚いたことには、彼女は一時期、日本で暮らしていた経験もある
とのこと。

「ヲタク」自身、性同一性障害の問題について詳しくは知らない。

しかし、どんな少数者であれ、少数者が社会から排除されず、
人間としての幸せを普通に追求できる日本、そして韓国であって
ほしいと願う気持ちは強い。

・・・・・・・・・

■ 하리수 "차가운 편견 딛고 내삶 개척할 것"
ハ・リス、「冷たい偏見に負けず私の人生を開拓したい」
(連合ニュース 5月2日)

고려대 행정대학원(원장 유호열)은 2일 오후 7시 대전
교육관에서 연기자 겸 가수인 하리수씨를 초청, 특별
강연을 가졌다.
高麗大学行政学科大学院(ユ・ホヨル院長)は2日午後7時、
テジョン(大田)キャンパスのテジョン教育センターで、俳優兼
歌手のハ・リスさんを招き、特別講演会を開いた。

이날 특강에서 하리수씨는 `무대의 전면과 후면'이란
주제로 연예계에 발을 디디게 된 계기와 화려한 성공,
말못할 어려움 등 그동안 그가 겪은 삶의 진솔한
이야기를 담담하게 풀어냈다.
この日の講演でハ・リスさんは「舞台の表と裏」という演目で、
芸能界に足を踏み入れるようになったきっかけや華々しい成功、
口には出来ない苦労話など、これまで彼女が歩いてきた
ありのままの人生について淡々と語った。

하씨는 "어려서부터 자연스럽게 여자로 살아왔기 때문에
여자가 되고 싶다는 생각을 크게 해보지 않았다"며 "하지만
대학 입시 면접 때 처음으로 성 정체성 문제를 고민하게
됐고 인생을 다시 생각해 보게 됐다"고 말했다.
ハ・リスさんは「小さいときから女として自然に暮らしてきたので、
特別、女になりたいという気持ちを持ったことはなかった
」と語った。
「しかし、大学入試の面接を受けることになって初めて自分の性に
ついて悩むようになり、人生を見つめ直すことになった」と
打ち明けた。

이어 "편견과 차가운 시선, 나를 받아들여주지 않는
닫혀진 마음들이 가장 어려워 한국을 떠나 일본에서
미용일, 밤무대 가수 등 갖은 일을 다해봤다"며 "그럴
때마다 엇나가지 않도록 어머니가 큰 힘이 되어주셨다"고
말했다.
さらに「人々の偏見と冷たい視線、私を受け入れてくれない
閉ざされた心に最も苦しめられた。それで、韓国を離れ日本で
美容の仕事をしたり夜の舞台で歌手をやったりいろんなことを
やった。
そういう時、私が道を踏み外さないよう母が大きな
力になってくれた」と語った。

- 以下省略 -

(終わり)


ハチの針

2006年05月03日 |  〇文化・歴史


*ハンギョレ新聞に掲載された報道写真

「ヲタク」は、「日本病」にも記した通り、多くの韓国人が日本を
叩くことで精神的なカタルシスを得ていると見ている。

カタルシスを最大の目的にした人々にとって、日本を叩く材料に、
もはや客観的な検証や合理的な根拠など必要ない。

今日、「ヲタク」は、日本を叩くことを通じて特異な自己表現を
行う人たちも極一部に存在していることを知った。

新聞記事の題名からは理解ができなかったが、写真を見て全てが
理解できた。

ある養蜂農家が、ハチの針を使った鍼治療の方法を活用し(?)、
竹島問題をめぐって日本に抗議するユニークなパフォーマンスを
披露したとのこと。

全く感心できないパフォーマンスではあるが、「ヲタク」さえ驚かされた
ことは事実だし、以下、翻訳して記録しておく。

・・・・・・・・・・・


*「ハチ鍼」パフォーマンス

■ 日독도도발 규탄 `벌침' 퍼포먼스
日本のトクト(竹島)挑発を糾弾する「ハチの針」パフォーマンス
(連合ニュース 5月2日)

・양봉인 안상규씨 몸에 18만7천마리 벌 붙여
養蜂農家、アン・サンギュさんの体に18万7000匹のハチ

일본의 독도 도발 행위를 규탄하는 퍼포먼스와 기자회견이
2일 잇따라 열렸다.
日本のトクト(竹島)挑発行為を糾弾するパフォーマンスと
記者会見が2日、相次いで開かれた。

온 몸에 벌을 붙이는 `기행'으로 유명한 양봉인 안상규(44)씨는
이날 서울 여의도 63빌딩 인근 한강시민공원에서 벌을 이용,
일본의 독도 도발을 규탄하는 내용의 퍼포먼스를 벌였다.
体中にハチをまとう「奇行」で有名な養蜂農家、アン・サンギュさん
(44)は、この日、ソウル市ヨイド63ビル近くの漢江市民公園で
ハチを使い、日本のトクト挑発を糾弾する内容のパフォーマンスを
行った。

안씨는 온 몸에 독도 면적을 의미하는 18만7천여마리의
벌을 붙이고 높이 60㎝의 단상 위에서 대형 일장기가 깔린
바닥으로 뛰어내려 순간적으로 벌을 떼어 냈으며 일장기
위로 떨어진 벌은 붉은 원에 일제히 벌침을 박았다.
アンさんはトクトの面積を意味する18万7000匹のハチを全身に
まとい、高さ60cmの壇上から大きな日の丸が敷かれた
地面の上に飛び降りた。その瞬間、アンさんの体から離れ
日の丸の上に落ちたハチたちが、日の丸の赤い円の部分に
一斉に針を打ち込んだ。

- 以下省略 -


*プラカードには「トクトは韓国の領土」

・・・・・・・・・・・

こうした日本叩きの「ノリ」に引いてしまうようだと、韓国語ヲタクと
してやっていけない。

折に触れて書いていることだが、すべからく韓国語学習者は
「タフな精神」を持つべし。

そう思い、あえて紹介してみた。


(終わり)


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