福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国のテコンV

2006年05月05日 |  〇文化・歴史


*ロボット「マジンガーZ」Vs「テコン(太拳)V」

■ 한·일 로봇 격투기 지존은 ?
韓日ロボット格闘技、王者は?
(中央日報 5月5日) 

일본의 이족(두 발) 보행 격투기 로봇 '지존'인'
마징가'가 4일 한국에 왔다. 6일 오후 2시부터 경기도
부천 로보파크에서 열리는'로보파크 로보원
(Robo-One) 그랑프리 2006'에 참가하기 위해서다.
日本の2足歩行格闘技ロボットの王者である「マジンガーZ」が4日、
韓国にやってきた。6日午後2時からプチョン・ロボパーク(京畿道
プチョン市)で開かれる「ロボパーク・ロボワン(Robo-One)グランプリ
・2006」に参加するためだ。

이번 대회는 한국과 일본을 대표하는 로봇이 네 팀씩이 출전해
토너먼트로 치러진다. 일본은 3월 경남 마산에서 첫 국제대회로
열린'KT배 국제 로보원 대회'에서 마징가가 빠진 상태로
2~4위를 휩쓸고도 1등을 빼앗기고 말았다. 국내 로봇 개발
벤처업체 '미니로봇'의 전영수(37)씨가 개발한 태권V에게
우승을 넘겨줬다.
今大会には韓国と日本を代表するロボットが4組づつ出場し
トーナメント形式で優勝を競う。日本勢は3月、マサン市
(慶尚南道)で開催された初の国際大会「KT杯国際ロボワン
大会」でマジンガーZが不参加の中、2~4位をさらいながらも
優勝を逃してしまった。その大会で優勝したのは、国内の
ロボット開発ベンチャー企業である「ミニロボット」のチョン・
ヨンスさん(37)が開発した「テコン(太拳)V」だった。

- 以下省略 -

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「ヲタク」がいつも世話になっているネイバーニュースの
フロントページで拾った記事と画像だ。

マジンガーZのロボットの画像が目に入り、ついついなつかしくなって
クリックしてしまったのだ。

「ヲタク」はそういう年代なのだ。


△韓国の国民的アニメロボット「テコンV」

ところで、この記事に登場している「テコン(太拳)V」とは
1976年に銀幕デビューを飾った韓国の国民的アニメロボットだ。
やはり、中年以上の韓国人なら知らない人はいないと言っても
よいくらいの人気キャラクターだ。


△テコンVの必殺技はテコンド技

テコンVのネーミングは、韓国の国技である「テコンド(太拳道)」に
由来するらしく、ロボットも「テコンド」の技を使う。


△韓国では知らない人がいない

言わずもがなの話ではあるが、中年以上の日本人なら、この
「テコンV」と日本の「マジンガーZ」シリーズ(テレビ放送
1972~74年)との類似性に苦笑を禁じえないところだろう。



「ヲタク」の記憶では、「マジンガーZ」は空手技など使わないし、
外見も「テコンV」とは微妙に違っているとは言うものの、一見して
ほぼ瓜二つだ。


△マジンガーZの全身

いつの日にか韓国において、こうした安易な日本の大衆文化の
模倣や盗作(?)に関するシビアな「総括と清算」がなされる日が
来るのであろうか?

上記の記事などを読む限り、そういう日が来る可能性は限りなく
遠いことが見て取れる。

細かく見れば、「テコンV」の背景には「マジンガーZ」だけでは
なく「空手」(テコンドの起源問題)も絡んでおり、より深刻で
複合的な要素を抱え込んでいる。

残念ながら「総括と清算」の可能性は、限りなくゼロに近いと
見るべきなのかもしれない。



(終わり)


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九重

2006年05月05日 | 【日常の韓国】

ゴールデンウィークの休みを利用して、「ヲタク」の家族は1泊2日の
日程で、杖立温泉の「鯉のぼり祭り」、それから九重、湯布院を
めぐって来た。

山登りに温泉にと実に健康的な休日を過ごした。

ところで、旅行の途中、瀬の本高原の阿蘇別府道路沿いにある
ドライブイン(土産物屋兼レストラン)で休憩を取っている時に
面白いものを見つけた。

展望台へと続くレストラン3階の一角に準備された予約席の
メモに、ふと目が留まった。

韓国語「ヲタク」の目は、小さな紙切れにメモされた「韓国」の
二文字を見落とさなかったのである。



「ヲタク」はそのメモを手に取り、記念撮影(?)をした。
阿蘇や別府に韓国人観光客が多いのは知っていたが、こういう
何でもないドライブインにも「ウォン」を落としていってくれて
いるのだ。

騒ぎ出した「ヲタク」の虫に促され、もしかするとと思い、九重の
長者原から湯布院へと向かう車中でラジオをかけて見た。

すると何とKBSプサン放送がきれいに入るではないか。



--- 九重でも高原地帯ならプサンのラジオ放送が聞ける。

全くどうでもいい事実を確認した「ヲタク」であった。

(終わり)


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