キャサリン・ヌデレバ選手の完勝。
というか、対抗できるだけの力量の選手がいませんでしたね。リディア・シモン選手もまだ体調が十分ではなさそうだったし……。
というか、対抗できるだけの力量の選手がいませんでしたね。リディア・シモン選手もまだ体調が十分ではなさそうだったし……。
そんな中で、これからが楽しみだと思わせてくれたのが、一般出場で初マラソンという京セラの坂田昌美選手。一時は日本人1位(全体では2位)の小幡佳代子選手に迫ろうかという勢いだったのに、右足の調子が悪くなってそのままの走りが続けられなかったのが残念。それでも、頑張り抜いて完走、4位に入ったのは見事でした。まだ21歳だし、会社ではライバルに恵まれているし、今後大きく伸びる可能性が十分。
それにしても、ヌデレバ選手が国内マラソンを走ったのはこれが初めてというのは、意外な感じ。世界陸上やオリンピックの中継で何度も独特のスタイルを目に焼き付けていたせいでしょう。
優勝インタビューの際、あの特異なヘアスタイルのせいで月桂冠(でいいのでしょうね)が頭の上に落ち着こうとせず、通訳の方が懸命に支えていたのが印象的でした。