野川の浅瀬をカメが這いのぼっていました。外国から持ち込まれたアカミミガメではなくて、たぶんクサガメ。
流れがやや急なのと、川底の石が滑るせいで、このカメ、なかなか瀬を越すことができないのですね。少し進んだかと思うと、ツツツツと後退する。何度も何度も同じことを繰り返しているので、見ていてじれったくなります。少しコースを変えるとか、いっそ岸に上がって瀬を迂回するとかすればいいのに、そんなことはまったく考えないみたい。
疲れたカメが背中を流れの上に出したまま休んでいると、ドバトがやって来て、ピョンピョンと飛び石伝いに川を渡りだしました。カメの背中も踏んでゆくのです。石と間違えられている。情けないったらありゃしません。
10分ほどもがいて、ようやく上流の小さな淀みに到達。そこをスイスイと進んだかと思うと、また同じような瀬があります。乗り越えようとして、やっぱり流されている。
もう付き合っているヒマはありません。愛想をつかして私は勝手に先へ進みました。
ナターシャ・サンピエールが歌う'Un Ange Frappe A Ma Porte 'のビデオクリップ。
(ちょっとわかりにくいのですが、Natasha St Pier の名前にカーソルを置くと出てくるメニューの中から「Videos」を選択し、タイトルの脇の画像をクリックするとストリーミングが始まります。目当てはいちばん上のやつ)
昨夜のNHKfm「ワールド・ミュージック・タイム」で、北中正和さんが「頭を抱えてしまうビデオクリップ。見てみてください」とおっしゃってたので、見てみました。
確かにかなり変ですね。「オハヨウ、スイマセン」ってのは何だろう? 全体の歌詞がわかれば理解できるのかしらん。