今夜のNHK教育テレビ〈地球ドラマチック〉は「巨大竜巻を追いかけろ」。
竜巻の内部に突入して映像を撮ろうというアメリカの映画カメラマンのお話。ひとことでいってクレイジー。
竜巻の内部に突入して映像を撮ろうというアメリカの映画カメラマンのお話。ひとことでいってクレイジー。
撮影のため装甲車のように改造したトラックは風速70メートルまで耐えられるという。でも、最初に接近した竜巻では、雨水があちこちから流れ込んで中はビショビショ(次回からは対処してました)。それに竜巻の中って、いってみれば雷雨のすごくひどい状態でほとんど真っ暗。絵が撮れるとは思えません。
それでも竜巻を追いかけて6週間、何百キロも走りまわって、いくつかの竜巻に接近。本物の竜巻の映像は迫力があります。ねじれた棒がうねうねとのたうちながら空に伸び上がってゆくさまはただごとではない。アメリカ中南部では竜巻が観光資源になっていて、竜巻シーズンにはたくさんの人が竜巻見物に訪れるそうですが、確かに実物を見てみたい気がしました。それに竜巻の進行方向は予測のつかない部分もあって、もの凄いスリルも味わえますし(へたすると死にますね)。
番組の最後にきて、カメラマンたちはようやく竜巻の内部に突入しましたが、あっという間で、映像もなんだかはっきりせず、ちょっと拍子抜け気味。その代わり、番組スタッフの普通の乗用車の方ではドラム缶がすぐそばを飛んでいったり、生きた心地はしなかったんじゃないかな。でも、まあ、皆さん無事で、目的も果たせたし。良かった、良かった。
こういうバカな(失礼!)人がいてくれることに感謝します。