昨夜から今朝にかけて、雨の心配はまったくなかったようです。
今朝6時、夜露を含んでしっとりと仕上がった梅干を無事取り込み。容器に入れ「2006年」と書いたラベルを貼って戸棚の奥にしまいました。
食べるのは早くても来年春か。味をみたいという誘惑もありますが、我慢、我慢。
庭で水遣りに使っているヒシャクの柄は木製。古くなり朽ちてしまいました。表面を塗装して強化したり、折れたところを接着剤でつないだりして持ちこたえさせてきましたが、先日、柄の根元あたりがポッキリ。材質もボロボロになっていてこれはもう寿命です。
しかし、先の水を汲むところは真鍮で出来ていてまだ何の問題もありません。
そこで、柄を自作してみました。写真の左側が折れた柄。右が新しい柄です。
新しい柄の材料は、昨夏、枯れてしまったシャクナゲの枝。1年乾燥させたので軽くて丈夫です。少し曲がっていますが、まあ、ワビサビの世界……。
ネジを切るのが大変かと思ったのですが、案じた程ではありませんでした。
ヒシャクに差し込める大きさに削って突っ込み、ゆっくり回すと、先の方に雌ネジの跡がうっすらとつきます。そのとおりにヤスリの角で溝を掘り、差し込んで回すと、また新たな跡がつきます。そこをまたヤスリで削って……と繰り返して、30分ほどで使いものになるネジが切れました。
でも、これだけの作業でも汗びっしょり。今日も東京は猛暑でした。