なんだか不気味な夕暮れでした。黄金色の光があたりに満ち、青い空と灰色の雲の下で、地上は非現実的な色合いに染まりました。
台風7号(MARIA)が接近中とはいえ、コンパクトな台風なので影響が中途半端なのでしょう。
台風7号(MARIA)が接近中とはいえ、コンパクトな台風なので影響が中途半端なのでしょう。
大まかな天気図を見ると、日本列島から黄海沿岸にかけて太平洋高気圧が大きく張り出しています。台風8号と9号はその南縁に沿って西に進んでいる。
しかし、7号は発生した地点が日本に近く、誕生した瞬間から太平洋高気圧の中にあるような状態だったのでしょう。だから気圧配置に関係なく自力で進むしかない。よたよた、のろのろとした足どりです。
紀伊半島から東海にかけての地域に住む人たちは迷惑ですよねえ。小さいとはいえ、長引く台風との付き合いはうんざりでしょう。
いっそ南下して、あらためて8号の後を追うように説得してみたい気もします。