庭で小さなトカゲを見かけました。メタリックブルーの縞模様が美しい。先日はカナヘビ――こちらはかなり大きめ――も見たし、どんどん庭がにぎやかになってゆきます。
今日の野の花はヘラオオバコ。オオバコ科の多年草。
名の由来は、葉っぱがヘラ形をしているからだとか。普通のオオバコの葉っぱは柄の短いスプーンの形ですが、こちらは(写真には写っていませんが)確かに細長いへらの形をしています。
花茎はニョキニョキと高く伸び、30~50センチにもなります。その分、オオバコのように「踏みつけられてもへいちゃら」というわけにはいかないようです。川原や空き地で普通に見られる雑草。
穂についている白いのはオシベ。下から順番に成熟して開いてゆきます。超スローの微速度撮影で見ると、白い輪っかが下から上へあがってゆき、まるで花火のようではないかと思います。