森山和道さんのウェブ日記経由で知った「人類は7万年前に絶滅寸前の状態に追い込まれれていた、国際研究グループ」という記事。
記事によると、危機は数万年つづいた旱魃の結果と推測されているようですが、従来いわれていたスマトラ島のトバ火山の噴火(我々が知り得る範囲内で最大なのだそうです)の影響はどうなのでしょう。時期がちょうど一致するのが、気になります。
トバの噴火の影響については、さほど大したことはなかったという意見が、インドの遺跡の様子などから出されたりもしていますが、やはり大変なことだったのではないかなあ。ほぼ赤道直下の火山なので、噴煙が地球をとり巻くと、アフリカも大きな影響をうけたはず。
いずれにせよ、人類が一時「2000人未満の集団にまで減少した」というのは驚くべきことですよねえ。これまで、ボトルネックの際の人口が、ここまではっきりと語られたことはなかったように思います。