昨朝の激しい風雨で、野川も相当の出水だったらしく、岸の草がことごとく薙ぎ倒されています。
こんな状態で、もしカルガモが抱卵していたら、巣ごと流されたんじゃないだろうかと心配していたのですが、今日、大沢橋のあたりまで行くと、3羽の雛を連れたカルガモのお母さんと出会いました。
雛はわりと大きくなっていて、昨日の出水も泳ぎきれたのでしょうか。もしかすると、かなり上流から流されてきたのかもしれない。今年はこれまで、このあたりで子連れのカモを見かけたことはありませんでしたから。
カルガモを見た後、岸に生えているクワの木の実を眺めていたら、犬を連れたお爺さんが、「昔は、よくこの実を食べたもんだ。口のまわりを紫色にしてね」と話しかけてきました。
「自然の恵みはいいですねえ」と、返事をして、熟れている実を少し頂戴して参りました。
家内にジャムにしてもらうつもり。どんなふうになるかな。楽しみ。