気持ちよく晴れた一日。
夕方、吉祥寺まで自転車を走らせて本の買出しに行きましたが、サンクリングには絶好のお日和。
夕方、吉祥寺まで自転車を走らせて本の買出しに行きましたが、サンクリングには絶好のお日和。
わりと風があって、出かける途中、カニ山の雑木林の梢があおられて銀色の葉裏を見せていました。まさに「風光る」という感じ。
……などと書いていたら、今(午後8時40分)、突然の雷雨。大粒の雨が屋根を叩いています。結構、不安定なお天気。そういえば関東地方は竜巻に注意してくださいなどと、気象情報でいってましたっけ。
今日の野の花は、たぶん、ネズミムギ(もしくは、ホソムギとの交雑種のホソネズミムギ)。イネ科の一年草。
イタリアンライグラスともいい、明治初年に牧草として輸入されたそうです。現在でも主要な牧草のひとつ。しかし、近所の乾燥した空き地には必ずといっていいぐらい見られる雑草となっています。
ひとつひとつの穂の長さは2センチぐらい。はみ出している褐色の部分はオシベの先(葯)でしょうか。右下のオシベの根元に白いモジャモジャっとしたものがありますが、これがメシベの柱頭のようです。
イネ科の雑草は、今、いっぱいに花や実をつけていますね。その量の多さと、毎年、同じところに繁ることのできる丈夫さには感心。ムギやイネを人間の食べ物にしてみようと思いついた人の気持ちがわかるような気もします。
カラスムギの実なんかは割と大きくて、ちょっと食べてみようかなという気にさせられるんですよね。別に美味しいとも思わないし、腹を膨らますほど集めるのは大変ですけど。