ようやく日差しが戻ってきました。1週間ぶり。
夕方、庭で七厘に火をおこし、ソラマメを焼きました。
このソラマメは田舎から送ってもらったもの。大きく育って、実がぱんぱん。今にも弾けそうです。
莢のまま網にのせ、炭火で焙っていると、だんだんとしんなりしてきて先っぽから湯気がシューシューと吹き出てきます。皮が柔らかくなり、しっかりと焦げ目がつくと中の豆が蒸しあがる頃。けっこう時間がかかります(家族にぶーぶー言われた)。
食べると、ほくほく初夏の味。気温も早く戻ってきて欲しい。
今日の野の花は呼び名が悩ましい。以前はハカタカラクサの名で載せたこともありますが、近年はトキワツユクサ、またはノハカタカラクサ(野博多唐草)の名で定着しつつあるようです。ツユクサ科の常緑多年草。
純白の3枚の花弁は清楚ですが、繁殖力は旺盛。あちこちの生垣、庭の隅、道端などにはびこっています。
もともとは園芸品種のハカタカラクサ(ゼブリナ)だったものが野生化したようです。名のいわれとなった博多帯に似た葉っぱの模様は消えて、ごらんのように緑一色。
今では、昔からの空色のツユクサよりもずっと目につくようになりました。