午前中、小雨が降って、いちにち日は差さず。暑さがひと休みしてくれ、助かりました。本がよく読める。
オリンピックが近づいてきて、色々と話題が賑やかですね。
アメリカの水泳女子自由形で41歳のトーレス選手が100メートルに続いて、50メートルも制したのにはびっくり。力づけられると同時に、オリンピック本番の楽しみが増してきました。北島選手やフェルプス選手同様に応援しますね。
日本選手では女子走り幅跳びの池田久美子さん。
昨日の南部記念陸上でようやくオリンピック行きの切符を手にしましたが、いわば追試でようやく落第を免れたというところでしょうか。
1週間前の日本選手権で失敗してから「不安でも自信でもない不思議な気持ち」に揺れたといいます(毎日新聞)。気になる奇妙な表現ですが、いったいどういう気持ちだったのでしょう? 「なるようにしかならない」と開き直った感じとは違うのかな。
そして、昨日の本番、最初の跳躍で6メートル70。
「1歩ごとに頭から指令が出て、スローな感覚」(同前)というのですが、これはよくわかります。研ぎ澄まされ、よく集中した状態だったので、神経が高速で働いていたのでしょう。自分の体の動きがまるでスローモーションのように思え、細かいところまでコントロールできたわけですね。
談話からアスリートの醍醐味を味わった喜びが伝わってきました。北京でも同じ状態が訪れることを祈っています。