夕方の散歩の途中でのこと。
車はほとんど通らず、人通りも少ない住宅街の裏道を歩いていたら、道の端っこ近くに「スタート」という文字とともに、幅30センチぐらいで2本のチョークの線が引かれていました。
車はほとんど通らず、人通りも少ない住宅街の裏道を歩いていたら、道の端っこ近くに「スタート」という文字とともに、幅30センチぐらいで2本のチョークの線が引かれていました。
「ははん、道路を描いたのだな」と思い、その道をたどりました。
10メートルほど歩いて角を曲がり、まだ続いている小道を進むと、あるお宅の前で途絶えています。
そこには「つづきはまたこんど」という文字がありました。
けっこう頑張って道を描いたけど、ここで疲れてしまったのかな。
でも、見えない相手と思いがけなく楽しいコミュニケーションができ、ニコニコしながら散歩をつづけたものでした。