今日、ふと浮かんだ疑問なのですが、折り紙式の紙飛行機はいつ頃から作られているのでしょう?
「飛行機」という名がつく以上、実際の飛行機が作られて(あるいは想像されて)から後のように思えますが、折り紙遊びが発達していた日本などではもっと以前から作って飛ばしていても不思議ではないような気もします。もっとも、その場合は飛行機とは呼ばず、「ツバメ」とか「トンビ」とか「トンボ」とか「チョウチョ」とか呼ばれていたのでしょうが……。
同じような疑問を抱いた人がいらして、YAHOO!の「智恵袋」に質問が掲載され、回答も載っています。
それによると、「1901年(明治34年)の児童向けの遊戯本に〈とんび〉と呼ばれる折り紙飛行機が紹介されて」いて、それが記録に残る最古の紙飛行機だそうです。ライト兄弟の初飛行の2年前ですね。
この回答に張られているリンクをたどると1872年(明治5年)に日本で洋紙が作られるようになり、それから紙飛行機も折られたようだとあります。
千代紙だとコシが弱くて、だめだったのでしょうか。でも、トンビ飛行機の折り方を見ると、鳥を真似たデザインはかなり古いようにも思えます。
江戸時代の折り紙の本にも当たってみる必要があるかもしれませんね。