年末から飛び飛びに少しずつ作っている飾り棚――というかサイドボードというか、まあ隙間家具なのですが――は、ようやく部品を作り終えるところまできました。細かく削ったり、切ったりして1ミリ~2ミリを合わせるのが大変でもあり、楽しみでもある。完成させるよりも、こうやっていじってる間が楽しいのかも。
で午後、玄関先でトリマーを使っていたら、背後から、
「お、やってますな」
という声。100メートルほど先に住んでいるAさんというご隠居。
この人は元大工――というか、今でも声がかかれば仕事をやるんじゃないかな、つまり本職なのでありますが、犬の散歩途中に通りかかったところでした。
手を止めて、犬の「アン」をからかったりしながら、一言、二言……。
こういう時間も良いもんです。