また暑くなりました。
午後、原稿が一段落したのでバイクを1時間ばかり走らせて町田市の大戸緑地へ。
着いたのが午後4時半とあって、ほとんど散策するゆとりはありませんでしたが、駐車場から沢沿いに青少年センターのあたりまで歩いてみました。人里離れた山間の雰囲気が楽しめます。我が家から1時間ほどの場所とは思えないほど。
山肌には粘板岩などから成るはっきりした地層が現れています。小仏層といって、白亜紀の海の堆積物からできたものだとか。
この地層が関東山地と多摩丘陵との境目。いずれ全域を踏破したいと考えている多摩丘陵の始点がここです。
小仏層の見られる崖に、大きなヤマユリの花がたくさん咲いていました。花の直径20センチほど。
香りも強く、夕暮れの山間に怪しい空気が……。
この花を見るだけでも、今の大戸緑地を訪れる価値はありそう。