「かいぎゅう」ではなく、「うみうし」と読んでください。
このところ我が家ではウミウシが俄然、注目の的。
このところ我が家ではウミウシが俄然、注目の的。
ひと月ぐらい前だったでしょうか、家内が「ウミウシってすごいのね」というので、「何なに?」と聞いたところ、ある種のウミウシは餌の葉緑体を体内に取り込んで、光合成による栄養を利用する。しかも、形が葉っぱみたいになって、植物同様、動かなくなってしまうというのです。
詳しくはこちらを参照してください → 「盗葉緑体により光合成する嚢舌目ウミウシ」(PDF)
で、今度はペニスを相手の体内に置いてちょん切ってしまうのもいる、というニュース → 「生殖器を使い捨て、再生させて交尾 ウミウシ驚きの生態」(AFP)
なんちゅう、生きものやねん!!
ウミウシっていうのは軟体動物門腹足綱、つまり巻貝の仲間なんですね。貝殻を小さく、見えないぐらいに退化させた巻貝。
我々が漠然と理解している進化とはまったく違う方向に、すごい進化を遂げている動物なんじゃないかと思えてきました。
地球生命の不思議は尽きることがありません。