よく晴れて、陽射しが心地よい。最高気温10.0℃(隣町アメダス)。
武蔵野公園からハケを登って、坂上の街を探検するのが面白く、今日もまたムジナ坂の上へ。
前回は東へ歩いたので、今日は西へ向かってみました。
通りの名は「連雀通り」。拡幅作業中の都道134号線ですが、特に面白みのある道ではありません。
できればハケのそばを歩きたいと思って南へ続く支道を行くと、割とゆるやかな坂があってハケを下ることに。途中に「美術の森緑地」がありました。この下には「中村研一記念小金井市立はけの森美術館」があるはず。
下りきってハケの道をさらに西へ少し歩いてから、また坂道を北上。
後で調べると「おお坂」を下り、「車屋の坂」を上ったようです。
再び連雀通りを西進して武蔵小金井駅南の前原坂上交差点へ。ここはバイクでよく通ります。駅前にはイトーヨーカ堂があるので、寄り道して野菜や魚の売り場をひとまわり(覗くのが好き)。
そろそろ帰ろうかと前原坂上まで戻ると、南へ下る坂の右側に、もうひとつ可愛く曲がった坂の入り口が。ちょっと遠回りになりそうですが、つい下ってみました。
坂の途中に標識があって「質屋坂」という由緒ありげな名であることが判明。由来は書かなくてもわかりますね。
この坂は、また、曲がり具合から「鎌坂」とも呼ばれたそうです。
心地よく曲がった坂を下り、ハケ下の小道を東へ。小金井の天神様前を通り、中前橋から野川沿いに武蔵野公園まで。
1時間、5700歩の散歩でした。
このあたりは大岡昇平の『武蔵野夫人』の舞台のはず。今度は小説を読んで、関連のありそうな場所を探してみようかしらん。