午後、港区南麻布の東京都立中央図書館へ出かけ、4階企画室で「地図と名所案内でめぐる明治・大正の東京」。
ずっと調べている事柄の関係で、明治40年頃の麹町区内の様子を知りたかったのですが、行ってみると、そのものズバリ、明治40年1月調査の「東京市麹町区全図」(東京郵便局編)が展示されていました。ラッキー!
郵便局が配達のために調べた地図なのでしょう、基本的には今の住宅地図のようなもの。一戸一戸の大きさがわかり、町内の様子が想像できます。
郵便地図はこの他に、旧四谷区・牛込区・芝区・京橋区・日本橋区・浅草区・深川区のものが展示されています。文字が細かいので、受付で虫メガネを借りた方が良いかと(いくつも用意してくれています)。
名所案内では明治30年刊の「東京一目新図」が圧巻。巨大な絵地図で東京市内の見どころがひと目で見渡せます。
その他「江戸・明治・東京 重ね地図」が体験できるのもうれしい。
あ、もう一つ。展示物の資料はきれいなクリアフォルダーに入ったのをもらえます。お得感いっぱいで、入場無料。24日(日)まで開催中。
「ベストSF2012」に3番目と4番目の投票がありました。らっぱ亭さんと笛地静恵さん。
今月いっぱい、投票受け付けていますので、どうぞよろしく。要領はこちら。