惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

SF評論賞&藤元登四郎さんを励ます会

2013-02-02 20:58:59 | SF
 昨夜からもや~っと暖かかったのですが、今日はぐんぐん気温が上がり、最高気温20.6℃。4月上旬頃の陽気らしい。

 「ベストSF2012」にようやく2番目の投票がありました。本橋牛乳さん、ありがとうございます。引きつづき、他の方の投票をお待ちしております。

 さて、昨日は「第8回日本SF評論賞贈賞式」&「藤元登四郎さんを励ます会」が、午後6時半よりホテル・フロラシオン青山で開かれました。

 第8回日本SF評論賞は、フランスから来日して大学講師をしておられるタヤンディエー・ドゥニさんの「荒巻義雄のブヨブヨ工学 SF、シュルレアリスム、そしてナノテクノロジーのイマジネーション」が選考委員特別賞を受賞。
8thsfhyoronsho1302 森下は選考委員の一員のため、選考経過の報告をせねばなりませんでした。

 写真は、瀬名秀明SF作家クラブ会長に代わって表彰状を朗読する新井素子さんと、受賞者のタヤンディエーさん。
 受賞作は〈SFマガジン〉5月号に掲載される予定です。

 同時に行われた「励ます会」の藤元登四郎さんは都城市在住のお医者さん。森下の大学の先輩にあたります。ディック論で第6回日本SF評論賞の選考委員特別賞を受賞。その後、S・マンフレド『フランス流SF入門』(翻訳・幻冬舎ルネサンス)や『シュルレアリスト精神分析、ボッシュ+マグリット+エッシャー+初期荒巻義雄研究』(中央公論事業出版)の他、専門の精神医学分野でアンリ・エーの翻訳や解説書を上梓されています。
 昨夜は「300年の眠りから覚めたキリシマ――宇宙神話――Science Fiction」という豪勢なパンフレットを用意、旺盛な表現意欲を披露しておられました。

Fujimotoaramaki1302 写真は藤元さん(左)と、励ましの言葉を贈る荒巻義雄さん。

 パーティーではどうしても年配の方々のそばに寄っていってしまいます。ということは、私自身が年配者なんでしょうねぇ。
 時代は変わるのだ。