昨日、今日と、予定どおりつくば国際会議場にて第53回日本SF大会なつこん。
お天気があやぶまれましたが、バイクで出かけて無事に帰着しました。
行きも帰りも、さいわいにして雨具が必要なほどの雨には遭遇せず(早めに帰途に就き、帰り着いて少ししてから激しい雷雨となりましたが)。常磐自動車道を使って、片道約2時間。走るにはちょうどの距離かも。先日買ったプロテクターを装着し、上にコットン製の薄手のジャンパーを羽織りました。快適。
SF大会会場では「SF学部の提唱」と「SF創作講座」の企画出演以外の時間、ほとんどをディーラーズルームで過ごしました。老舗のファンジン〈宇宙気流〉販売のお手伝いなど。
会場1階は一般の方も参加自由なので、SFファン以外の人とも話ができて楽しかったです。隣のブースで、岡和田晃さんが、ご自分の編んだ巨大評論集『北の想像力』(寿郎社)を売っていたのですが、その迫力が見事だった。
写真は開会式で、茨城のご当地ヒーローにスピーチを邪魔される瀬名秀明さん。
瀬名さんはゲスト・オブ・オナーの1人で(もう1人はアニメ監督の佐藤竜雄さん)、「開会の辞」を述べる役割だったのですが、舞台にイバライガーなる戦隊ヒーローが走り出てきて、スピーチどころではなくなっていました。
が、この後、無事に開会を宣言。
全体で、個人的にいちばんおもしろかったのは、水鏡子さんの「モモンジ」。
酉島伝法さんの小説に出て来る生物のヌイグルミで、酉島さんが直接、製作を指導してくれる教室があったのです。そこで水鏡子さんも作っていたのですが、これはもうなんとも、作ろうとして作れるようなものではない。不思議なシロモノが出来上がっておりました。
もう1枚の写真(ステレオグラムです)は、霞ヶ浦沿いの運動公園の池に咲いていた睡蓮。
つくば市内に宿がとれず、隣の土浦で泊まったのですが、ここはレンコンの名産地らしい。スイレンだけでなく、ハスの花もたくさん咲いていて、見事でした。