朝のサッカーW杯、対ドイツ戦でブラジルが大敗。ショックはずっと尾を引き、気がつくと選手や監督、さらにはブラジル国民のことを考えていたりしました。
ひとつ歯車が狂うと――というか、この場合は歯車が抜け落ちたというべきか――サッカーは大変なことになるんですね。
考えてみると11人が全体でひとつの有機体を形成するわけで、有力な成員が欠けると、神経や手足といった器官を失った肉体のようなものになってしまうのでしょう。
対戦相手のドイツが、そのあたりの繋がりが並はずれて見事なだけに、あれだけの大差がついてしまったのでしょうね。
とはいえ、ドイツもこのような試合をしてしまうと、かえって調子がおかしくなってしまうかもしれません。両チームとも次の試合は最善を尽くせますように。
お昼前、ヤブガラシ(別名:ビンホウカズラ)の花を見ようと近所の空き地に出かけました。
つぼみはたくさんつくのだけれど、開花するのが少なく、しかも花弁やオシベが午前中には落ちてしまうので、なかなかきれいな花が見られないんですよね。
今日もこれといった花は見つからず。どの花も花弁とオシベを失い、メシベだけが残っている状態でした。
でも、そこに立派なスズメバチが来ているのを見ることができました。
大きさや模様などからして、コガタスズメバチでしょうか。
メシベの突き出る台になっている「花盤」と呼ばれる部分がオレンジ色で目立ちますが、ここに蜜が滲んでいるのでしょうね。次から次へと飛び移っては、さかんに舐めていました。
色模様といい、迫力ある形相といい、まさに威風堂々。昆虫界の覇者らしい貫禄があります。