昨夜は男子レスリングの序盤の試合と、男子50キロ競歩の終盤を見ました。
競歩は、荒井広宙(ひろおき)選手が3番手につけながら、カナダのダンフィー選手に追い上げられ、ついに抜かれてしまった。しかし、ここで荒井選手の闘争心に火がついた。歩きのギアをチェンジし、ダンフィー選手を抜き返して、そのままゴール。
抜き返す際に接触があったのには気がつきました。でも、まあ、どっちもどっち。おあいこみたいなものだと受け取っていました。ダンフィー選手はよろめいたけど、接触の瞬間ではなく、少したってから。その後も、よろめいてはまた立て直したりで、4位ゴール。
荒井選手の銅は良かったな、と思いながら就寝しました。まさか、一時は失格になっていたとは。
起きてからは、録画してあったシンクロナイズドスイミングのチーム・フリールーチンとレスリングのその後。
シンクロは、優勝したロシアの演技の素晴らしさに目を見張りました。断トツ。日本は「アマテラス」という見どころ豊富なプログラムをほぼ問題なく演じ切りました。4位のウクライナとの差ははっきりしていたと思います。
レスリング57キロ級決勝、樋口選手は惜しかった! 終盤、ジョージアのキンチェガシビリ選手が用心して、右脚へのタックルが入らなくなったことが響いた。何か代わる作戦があれば、と思いました。
そして、陸上男子400メートルリレー。
日本、4人とも速い! 優勝したジャマイカに引けをとるどころか、第3走者の桐生選手あたりでは上回っていたのでは。さすがに最終走者のボルト選手には離されましたが、それでもケンブリッジ飛鳥選手の食い下がりに、ボルト選手も本気を出していました。
実況アナウンサーは絶叫。桐生選手はケンブリッジ選手に抱き着いて飛び撥ねる。私もテレビの前で手を叩きながら「銀! 銀! 銀!」と叫んでいました。
終盤に来ても、こんなに盛り上がれるとは。リオ五輪、素晴らしい。