バドミントン女子ダブルス決勝は、朝、録画放映で確認。タカマツペア、本当によく息が合ってます。連携が見事で、優勝を決めた5連続ポイント奪取は神がかってました。おめでとうございます。
表彰式の後、五輪全体の印象を聞かれた高橋選手が、「ずっと集中していて、夢の中にいるようでした」という意味の答えをしていましたが、本当にそうなんだろうなと思いました。すべての意識を勝負に向けたため現実感が乏しくなるような時間。そんな中に選手たちははいるということなのでしょう。
それを「夢」といい、「魔」といい、「祭」という。それがオリンピック。
レスリング女子で金メダルをとった川井梨紗子選手の決勝戦は生放送を見ました。起きたら、ちょうど始まるところだった。強い。完勝でした。
吉田沙保里選手の試合は、初戦と準決勝と決勝を見ました(初戦のみ生放送で)。
決勝のヘレン・ルイーズ・マルーリス選手との対戦。第2ピリオド開始後、間もなくバックを取られてからの吉田選手は、相手の攻撃にやや腰が引けているように見えました。それで攻撃のリズムが作れなかったのでは?
「絶対王者」の敗北。いつかやってくる瞬間が、今朝だったということなのでしょう。銀メダルの吉田選手は謝る必要はないと思いました。ここまでが凄すぎたのです。
で、その後、パソコンに向かっていたら、ダルビッシュ有投手のこんなツイートが。マルーリス選手が、ダルビッシュさんの妻・山本聖子さんの教え子だというのです。
マルーリス選手の試合は初戦も見ましたが、チャンピオンにふさわしい、意欲的でキレのある戦いっぷり。
小さい頃(1990年代後半?)、レスリングを始めた時、両親は「女の子だからやめなさい」と反対したけれど、2004年のアテネ大会以降、オリンピックの種目に女子レスリングが入ったことから、その道もあるか、と認めてくれたとか。憧れは、今日、倒した吉田選手。そのライバルだった山本聖子さんに教えを受けていたというのですから、なんとも不思議な因縁を感じます。
庭にいたコスズメ。
スズメガの仲間ですが、まるでジェット戦闘機のような流麗な姿形。茶色の濃淡で決めた配色も素敵です。