アメリカのAT&Tがタイム・ワーナーを買収するというニュースに目を引かれました。凄い時代になりつつあるのだなあ、と。
AT&Tは通信事業社としてはアメリカ第2位。タイム・ワーナーはメディア企業としては第4位だそうです。各種通信、テレビ、映画、コミックスなどがひとつの企業に統合される。日本でいえば、KDDIとテレ朝と松竹とKADОKAWAが一緒になるようなものでしょうか。
狙いはネットでのコンテンツを充実させ、広告収入を拡大しようということのようです。すべての情報、芸術、娯楽をインターネットから手に入れようとする傾向はあともどりしないでしょうからね。
これに金融決済が加われば鬼に金棒で、この先、そうした部門も手に入れようとするのではないかと、私は思っています。
企業が規模を拡大することで、利益を確保する。そこには危険も潜むわけで、何かあると問題も大変なことになります。
そうではない、個人と個人がつながる形でのネット社会も、同時に根を張っていって欲しいものです。
夕方、カニ山方面へ散歩。
毎年、庭先販売で殻付きのクルミを出してくれている農家があるのですが、今年は品物が出ません。というか、庭先販売そのものが行われていないのです。
たまたま、ご主人らしき人が門から出てきたので、「今年はクルミ、出さないのですか?」と聞いたら、「こんな天候だから、無理なんですよ」との返事。
秋になって日照が極端に短かったり、農作物がうまく出来てないようです。
「毎年、楽しみにしていたのですが」と言うと、「また、今度、よろしくお願いします」と、頭を下げられました。
来年は、美味しいクルミを食べられるといいのですが。