惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

銅鉦蚊蚊

2016-10-07 20:58:08 | 

 午後、つつじヶ丘まで。
 本屋さん「書原」で山田正紀『屍人の時代』(ハルキ文庫)など3冊購入。隣のスーパー「オオゼキ」でスペイン産ワインや海苔も買う。

 帰宅して、イチゴ植え付けの準備を少し。

 今日はコンテナの古い土を取り出したのですが、スコップですくうと、土の中からコガネムシの幼虫がゾロゾロ出てきます。2つのコンテナで合わせて40匹ほども。
 地面に投げ出すとすぐに潜ってしまうので、プラスチックの洗面器(庭での作業に重宝します)に入れましたが、3~4センチのコロコロと太った白い芋虫が何十匹も蠢いているのはなかなかの見ものです。

 見ようによっては美味しそうといえるかもしれません。しかし、土の中で大きくなったものは泥臭さがあるという説も。確かに。
 たぶん、ドウガネブイブイの幼虫ではないかと思いますが、餌は土の中の腐葉土なんでしょうね。夏から今までの間によくこれほど大きくなったものです。
 冬の間はじっとしているとしても、春になるとまた土の中で活動を始め、植物の根を齧ったりします。気の毒ではありますが、野川の鯉の餌になってもらうことにしました。

 ところで「ドウガネブイブイ」という面白い名前について。
 「銅鉦」は赤みを帯びた金属光沢があることから。
 「ブイブイ」は西日本の一部地域でコガネムシを呼ぶ言葉のようです。漢字は「文」の下に「虫」と書いて一字ですが、これは「蚊」と同じ意味だと、漢和辞典には載っています。羽音から来ているんですね。