経営不振から資金援助の道を模索している大塚家具。現社長の父親である創業者へのインタビューを、朝日新聞朝刊で読みました。
娘の大塚久美子社長(50)に会社から追われ、今は新しい家具店を立ち上げている大塚勝久さん(75)。昨年10月までの時点で、大塚家具の幹部社員から「助けてください」と言われながらも、久美子社長からの要請はなかったため、支援の手を伸ばすことができなかったとのこと。
世代の差、時代を見る目の差、商売のとらえ方の違い……いろいろなことを考えさせられます。
「お父さんは古いのよ」と、娘に言われ、「商売の基本はわしが知っているのだが……」というような感じで、身を引かざるを得なかった父親が、娘の無残な失敗を目にして、どう思うのか。つらいものがありますねぇ。
ただし、共同通信のインタビューには、勝久さんは「話があれば相談にのる」と言っているそうです。
はたして娘の久美子さんはどうするのでしょう?