夕方、カニ山まで散歩。
中央自動車道、深大寺バス停近くの切れ込んだハケの谷間あたりです。湧き水が小さな流れになっていて、かつてはカニがたくさんいたのでしょうね。今は見かけませんが。
タヌキ豆の花を見たかったのですが、もう花は終わってしまったみたい。毛の生えた袋状の豆が穂からたくさんぶら下がっていました。
- 狸なぜ置物みんな雄ばかり (名古屋・伊藤昌之)
毎日新聞の投稿欄に載っていた川柳ですが、いわれて見るとそうですねえ。しかも、はっきり雄とわかるように強調されている。
途中の道端で見かけたこの花。
一見、マメ科であることは明らかですが、初めて見たように思います。
帰宅して調べてみると、アレチヌスビトハギ。
北アメリカ原産で、国立環境研究所「侵入生物データベース」によれば「1965年に大阪で確認」とあります。これよりも早く到来していたという記事もありました。
日本古来のヌスビトハギの花が3~4ミリの大きさなのに比べると、こちらは倍ぐらいあります。そのぶん、目立つし、なかなかきれい。つぼみが青みを帯びているのもちょっと変わっています。
ヌスビトハギと同じく果実はヒッツキ虫になるそうで、今度、確認してみようと思います。