惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

珠瓔庭

2018-09-03 21:27:46 | まち歩き

 夕方の散歩は、家から北へ向かい、野川を渡って三鷹街道を北上。
 途中、三差路で三鷹街道から別れ、市民農園の方へ。

 農園の横を通ってハケの坂道を登ると、中央自動車道をまたぐ陸橋。さらに行くと、深大寺の参道に出ます。

 月曜日夕方の深大寺はほとんど人影がありません。
 山門を通り過ぎ、深沙大王の前を左折して車道へ。

 この道を少し行くと、道の南側に「珠瓔庭」という小さな庭があります。
 わりと最近、造られた庭で、お寺の境内の一部になっているらしい。しかし、どういう意義をもつ場所なのか、よくわかりません。
 中には、お坊さんの座像が載った供養塔がありますが、それより、奥の一角に置かれたこのオブジェが目を引きます。

 材質は金属。ブロンズでしょうか。
 拳で軽く叩くと、コンコンと音が響きます。場所によって音程が違うので、叩いていると楽しくなります。が、そんなことをしてはいけないのかもしれない。

 大きさは子牛がうずくまったぐらい。卵のようにも、植物の種のようにも見えます。
 美術作品?

 庭の名前である「珠瓔(しゅよう)」とは、「珠(たま)の首飾り」という意味のようです。大きな首飾りの一部なのでしょうか。

 由緒あるものが多い中で、深大寺としては異色の光景となっています。