夕方の散歩は、家から北へ向かい、野川を渡って三鷹街道を北上。
途中、三差路で三鷹街道から別れ、市民農園の方へ。
農園の横を通ってハケの坂道を登ると、中央自動車道をまたぐ陸橋。さらに行くと、深大寺の参道に出ます。
月曜日夕方の深大寺はほとんど人影がありません。
山門を通り過ぎ、深沙大王の前を左折して車道へ。
この道を少し行くと、道の南側に「珠瓔庭」という小さな庭があります。
わりと最近、造られた庭で、お寺の境内の一部になっているらしい。しかし、どういう意義をもつ場所なのか、よくわかりません。
中には、お坊さんの座像が載った供養塔がありますが、それより、奥の一角に置かれたこのオブジェが目を引きます。
材質は金属。ブロンズでしょうか。
拳で軽く叩くと、コンコンと音が響きます。場所によって音程が違うので、叩いていると楽しくなります。が、そんなことをしてはいけないのかもしれない。
大きさは子牛がうずくまったぐらい。卵のようにも、植物の種のようにも見えます。
美術作品?
庭の名前である「珠瓔(しゅよう)」とは、「珠(たま)の首飾り」という意味のようです。大きな首飾りの一部なのでしょうか。
由緒あるものが多い中で、深大寺としては異色の光景となっています。