惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

『冒険小説 宝島探険』

2018-09-01 20:52:23 | 本と雑誌

 夕方、近所のスーパーとか散歩。出かける時は雨が降っていませんでしたが、途中で、かなり激しく降り、傘はもっていたものの、一時、雨宿り。
 途中、一緒になった3歳児が、まだ降ってはいないのにレインコートを着ていて、「ヨーイシュートーでしょ?」と言うので、のけぞりました。「用意周到」という漢字まで知っているのかなあ。

 書肆 盛林堂の〈盛林堂ミステリアス文庫〉から、森下雨村『冒険小説 宝島探険』が発売になりました。

 こちらからお求めいただけます。2500円。

 解説を書かせてもらったのですが、この作品を書いた時の雨村さんの年齢について、計算間違いをしてしまいました。正誤表を挟み込んでいただいたので、よろしくご承知ください。

 簡単なことなのに、最初の思い込みを正すことは難しいんですね。何度もゲラ直しをさせてもらったのに、肝心なところがチェックできませんでした。まことに面目ない。

 〈ナンクロメイト〉10月号が発売になりました。担当の新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――

  • トム・クラインズ 『太陽を創った少年――僕はガレージの物理学者』 (熊谷玲美訳、早川書房)
  • Q・B・B著 『古本屋台』 (集英社)
  • 亀和田武 『黄金のテレビデイズ 2004-2017』 (いそっぷ社)

 Q・B・Bは「作:久住昌之/画:久住卓也」の兄弟コンビ。いい味出してます。