惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

瓶障子

2019-01-07 21:29:02 | ことば

 今日も昨日と似たような一日。夕方の散歩は、図書館ではなく、郵便局方面へ出かけましたが。

 ただ、昨日と違ってお天気が良かったから、午後は日当たりの良い2階の部屋で本を読みました。

 明治時代を舞台にした作品を読んでいる時、昔、田舎の祖父が「瓶障子」という言葉を使っていたことを思い出しました。
 確証はないのですが、たぶん「ガラスの嵌め込まれた障子」という意味。普通にいえば、ガラス窓でしょうか。

 明治生まれで、田舎に暮らした祖父がガラス窓と出会ったのは、いつ頃なのでしょう。一般住宅よりも、学校などへの導入が早かったのかもしれません。だとすると、小学校の頃?
 いずれにせよ、開け閉めする窓には障子が使われるのが普通の世の中から、ガラス窓の世の中へと変化する時代を生きてきたのだと思います。
 「瓶障子」という言葉には、そんな時代の変化がこめられているような気がします。