昨夜は御徒町のお江戸上野広小路亭で「立川三四楼・真打トライアル」第1弾。
現在、二つ目の三四楼くんが真打昇進を賭けてつとめるという独演会です。落語3席に、得意の似顔絵ネタを2セットも繰り出し、渾身の力を振り絞っていました(といっても落語ですから、脱力感がありますが)。
落語の1つが横田順彌さん原作の「サイボーグ馬物語」だったのが、何よりの手向けと感じられました。
この新作落語は、傑作。実によく出来ています。
問題があるとすれば登場人物の1人であるみのもんた氏がどんどん過去の人になってゆくこと。時事ネタふうに扱わず、「こんなに凄い司会者がいた」と歴史上の人物にまつりあげれば、この先、長く語ることができるんじゃないでしょうか。
この「真打トライアル」は、この後、2月24日と3月29日にもあり、出来栄えを見て、師匠の談四楼さんが昇進の可否を判定するそうです。
明けて、今日は細々とした用事をあれこれと。
朝、カラカラになっている市民農園に水遣りに行ったら、畑の隅にある水道の蛇口から水が出ません。冷え込みで凍っていました。
最低気温 -3.4℃ (隣町アメダス)だったとか。
畑へは、午後、もう一度出かけて、今度は水遣り成功。
他に、税務署へ行ったり、仕事には不要になった雑誌をブックオフに持って行ったり。気になっていた仕事が、少しですけど、片付きました。
作曲家のミシェル・ルグランさんが86歳で亡くなられたそうですね。
この人が音楽を担当した映画には、私好みのものが多く、タイトルを眺めているとじわ~んときます。『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』、『おもいでの夏』、『うず潮』……。
音楽だけをいえば、『華麗なる賭け』の主題曲「風のささやき」(原題:"The Windmills of Your Mind")がいちばんのお気に入り。ここへはダスティ・スプリングフィールドによる見事な歌唱を貼っておきます。