今日、びっくりしたのは、認知症の発症リスクが腸内細菌の構成によって大幅に変化するという、毎日新聞朝刊の記事。
バクテロイデスという種類の菌が多い人は、認知症のリスクが10分の1に減り、「種類のわからない細菌」が多い人は18.5倍になるというのです。
国立長寿社会医療研究センターなどの研究結果だそうで、ネットで見ると、すでに2日前に日経新聞が報じていました。毎日の記事は「有料」で、そのままだと一部しか読めないので、ここでは日経の記事にリンクを貼っておきます。
バクテロイデスというのは、普段は有害でもなく、有用でもない「日和見菌」の類のようです。健康に良いとされる短鎖脂肪酸を産生する菌として知られていると記している記事もありました。
まあ、まだ研究途上の問題ですから、この先、どういう話になるのかよくわかりませんが、とりあえずは腸の調子をととのえ、健全な食生活を送るように心がけたいと思います。市民農園で野菜を作って食べるのも、きっといいに違いない……と信じつつ。