1年前の今日、私は「味噌漉し」を発見し、イチゴをネズミから守る最後の手段として防護用具を作成したのでした。
当日のブログには、次のように記してあります――
- そろそろシーズン終了とはいえ、残るわずかなイチゴをネズミ(?)から守りたい。これまでネットで囲ったり、台の脚にネズミ返しをつけたり、ビニールシートでプランターを包んだりしたのに、ここで退いてなるものか。
ああ、今、思い出しても腹立ちと情けなさとが入り混じった気持ちが胸に蘇ります。
実るイチゴをことごとくネズミに齧られた悔しさ。対策をどう立てればいいか、途方に暮れそうな絶望感。なんとか障害を撥ねのけたい意地。そんなものが渦巻く日々を過ごし、ついに100均で「味噌漉し」なるものと出会ったのでした。
これなら何とかなるかもしれない。ホームセンターやスーパーの荒物売り場をさまよったあげくの光明でした。
で、昨シーズンの終わりになって明るい見通しを得ることができ、今シーズンは実ったイチゴをすべて、房ごと味噌漉し防具で覆ったのです。
その結果、この春は1個も被害に遭うことなく、イチゴを口にすることができました!
味噌漉し、万歳!
〈頌歌〉
きみこそが 庭の苺の守り神 5月10日は 味噌漉し記念日