あれこれ仕事に追われ、ポッカールの練習もままならないここ数日です。
そろそろ山田正紀さんの新刊『神獣聖戦 Perfect Edition 〈上・下〉』(徳間書店)が本屋さんに並ぶ頃かと思います。森下は解説を担当させていただきました。
単行本に解説がつくのは、そんなに多くないはずですが、この本は成立に特殊な事情があり、そのための解説だと思われます。1983年から85年にかけてトクマ・ノベルズから出た『神獣聖戦』全3巻に全面的に手を入れ、新たな書下ろしを加えたのがこの「Perfect Edition 」なのです。大幅にボリュームアップしています。
で、驚いたのが表紙の挿画。作者は山田日南子――山田さんの娘さんなんですね。以前から絵を描かれていることは知っていて、作品も拝見したことがあったのですが、こんなに立派になられるとは……。
折りよく、山田日南子さんの個展が開かれています。13日から始まっていて、18日の土曜まで。場所は中央区銀座2丁目11-4富善ビル1階「アートギャラリー銀座」(電話:03-3545-1139)。
時間を作って観に行かなくては。
「何かがいる」「浮遊している」感じの美しい絵たちでした。
極彩色の夢を見そうです(見たいです)。
ありがとうございます&すみませんでした。>バニラさん。
ここだけの話ですけどね、山田夫人は「山田さんのお嬢さんですか?」と訊かれたことに、すご~く喜んでいました。