今日は第67回日本伝統工芸展。日本橋三越まで出かけました。
このところ毎年、見てきた展覧会ですが、今年はコロナ禍があってどうかなと案じていました。でも例年通り開催ということで、ありがたく拝見。いうまでもなく会場ではマスク着用、手指消毒。
陶芸、木工、金工、織物、彫塑……さまざまなジャンルの多くの入選作を眺めながら思うのは、こんなにも多くの作家たちが日々、工芸にいそしんでいるのだなあ、ということ。そんな日本は精神的に豊かな国だなと感じます。
工芸品は生活の中に置かれる品なので、ひとつひとつの作品がどういうふうに使われたり、眺められたりするかと想像してしまいます。こうした品によって日々の暮らしに喜びや潤いがもたらされるのでしょうね。
撮影可能ゾーンに置かれた作品の一部。
あんなに多くを次々に眺めて歩いたのに、今でも、いくつかの作品が脳裏に浮かびます。こちらの気持ちと共振するところがあったということでしょう。
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