惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

作業台づくり

2006-04-25 20:16:59 | 日曜大工
 正午頃、激しい雷雨。しばし雷光に見入っていました。
 雲は黄色味がかっていて、これはこれで不気味な感じ。その雲の中を銀色の稲光が飛び交う。凄まじい光と雷鳴。
 でも、すぐに雨はあがり、日の光が射してきました。あっという間の天空ショー。

 ムシがうずいて来て、午後、少し木材いじり。
 小振りな作業台を作ろうと思っています。まずは、4本の脚となる木を揃えなくては。規格品を買ってくるのではなく、手持ちの材料を工夫するので手間がかかります。同じ大きさ、同じ長さにそろえ、直角を取ったりするのも大変。
 鉋の刃を砥いだり、面倒だけど楽しい作業があれこれ。

 少しずつ作業するので出来上がるのは相当、先になりそう。しばらく楽しめるというわけです。


タイム

2006-04-24 20:08:38 | 草花

 昨夜はちんたら仕事をしておりました。
 どうもこの頃、能率があがりません。歳のせいにはしたくないのだけれど……。

 今日はとても暖か。日中はポロシャツ一枚で快適でした。

Thyme0604  ベランダの鉢で育てているタイムが花をつけました。2ミリぐらいの可愛い花。
 花を見ると、タイムがシソ科だというのがうなずけますね。シソは草で、タイムは木なので、ちょっと見には同類だとは思えなかったのですが。
 どちらも芳香があるのは遺伝子のなせるわざなのでしょうか。

 タイムの香りはきつめの爽やかさがあって心地よい。仕事中に眠気を催した時など、枝を1本折り取って鼻に近づけ、気持ちをしゃきっとさせています。


また夢

2006-04-22 20:35:01 | 日記・エッセイ・コラム
 今朝も何度か夢を見ていることを確認。でも、はっきり覚えているのは最後にみた夢だけでした。

 亡くなったNと共同で執筆をしている。地球環境問題に関するシミュレーションをフィクションの形で展開するというもの。
 その概要をゼミのような場所で発表することになったのだが、内容をプリントしたものがない。口頭の説明で何とか乗り切れるだろうか……と考えている。そんなに不安ではない。なんとかなるだろうという気分。
 この話の中ほどで、唐突に、田舎の墓地に続く坂道のシーンが織り込まれていました。墓から下って小さな三叉路まで来ると、もう1本の道を老婦人たちが下ってくる。私は道を譲って、彼女たちに先に行ってもらう。

 墓地関連のシーンは、昨日の夕方、多磨霊園を散歩したことからの連想でしょう。Nの墓参りをしたいと思いながら、まだ果たせていないことも関係しているかもしれません。

 メインの合作の話は、前々から「秘密プロジェクト」などといっている仕事が影響していることは明白。

 いずれにせよ、日中の出来事が刺激となり、過去の体験とのアマルガムがつくられているようです。ありがたいことに、それほど激しい感情の動揺はない。
 最近は夢をほとんど見ていないと思っていたのですが、気にしているとたくさん見ているのですね。面白いものがあれば、その時に報告させていただきます。


夢の効用

2006-04-21 20:46:49 | 本と雑誌
 昨夜――というか、今朝は、少なくとも3度、夢を見ていることに気づきました。

 最初に気づいた夢の内容は忘れてしまいましたが、2度目のは編集者を交えた知人たちでマージャンをしているというもの。そんな経験はまったくありませんし、今ではマージャンをしたいという気持ちもないのですが。
 3度目の夢では、お相撲さんたちが浴衣姿でわいわいやっていました。何かを売ったり、笑顔で話をしたり。筒井康隆さんの「走る取的」のような悪夢ではありませんでした。

 昨日ふれたアンドレア・ロック『脳は眠らない』では、夢は人間の感情を処理する機能を(それだけではないが)担っていることが強く示唆されている。夢を見ている時、感情記憶の中枢である大脳辺縁系が、起きている時以上に活性化され、逆に論理的思考をつかさどる前頭葉皮質はほとんど働いていないという。論理ではなく、感情が夢を衝き動かしているといっていいらしい。
 そしてネガティブな感情は、夢に織り込まれることによって軽減され、心の平静が取り戻される。夢でシミュレーションすることで、ダメージの乗り越え方を発見するといっていいのかもしれない。

 ただ、この本を読んで気になったのは、こうした夢の機能がうつ病の人では損なわれている可能性があるという点。ロザリンド・カートライトという研究者によれば、ショックから立ち直れる人と、うつ状態から抜け出せない人では、夢のパターンが明らかに異なるという。

 「うつ病の人は……レム睡眠中にも、記憶の中からネガティブなイメージばかり引きだすのでしょう。そのために不安や恐怖がいっそう強まるんです」

 このことを逆手にとって、夢を見させないのがいいかもしれない、ともいう。

 「うつ病患者の夢はネガティブな方向にエスカレートしがちですが、レム睡眠を中断すれば、そうした夢の悪循環を断てる。薬や心理療法なしに症状を改善できるかもしれません」

 本当に可能かどうか、私にはまったくわかりませんが、自分で夢をコントロールできれば何かが変わりそうな気はします。


楽しい夢

2006-04-20 20:12:11 | 日記・エッセイ・コラム

 穀雨――にしては、激しい雨と風。午前中、どうしても外出しなければならなかった家内は、膝から下をびしょ濡れにして戻ってきました。
 午後は、風こそ強いものの、気持ちの良い青空が広がりました。

 今朝は寝坊をしてしまった。原因は、夢。

 アンドレア・ロック『脳は眠らない』(伊藤和子訳、ランダムハウス講談社)を読むと、どうしても自分の夢が気になる。最近は、朝、目覚めて覚えていることはあまりないのですが、毎晩、見ていることだけは確か。はたしてどんな夢を見ているのだろう?

 気にしながら眠っていると、それなりの効果がありました。夢を見ながら「おおっ、見ているじゃないか」と思っていたのです。内容は中学・高校時代の知り合い(というような関係でもなかったか……実は片想いの人 ^^;)についてで、ストーリーというほどのものはなく、たんに思い出しているに過ぎないような夢。
 それでも夢を見ていることに気づいたのが嬉しく、「もう少し寝ていよう。そしたらまた見るかも」と思って横になったままでいました。すると、やはりまた見ていたのです。

 そんなことを2回ほど繰り返すうち、いつもより1時間も遅くなってしまいました。
 今度からは、一度確認したら、それで満足することにしよう。