就寝中、特に目を覚ましたりはしなかったのですが、早朝、いったん起き出し、夜露をまとった梅が朝日に当たる前に軒の下へ取り込みました。それから二度寝。
再度、起き出してからは猛暑の中、終日、原稿と格闘。夕方、プールへ行くこともなく、日が沈んでからようやく送稿。たぶん編集部は空っぽでしょうけどね。
途中、家内の外出中に来訪者があったので玄関へ出てみると、近所の高千穂遙さんの奥方が「田舎から送って来たけど食べきれないから」と、ゴーヤなナスなどの野菜を持って来てくれたのでした。ビーチバレーの選手のような格好でいるのがバレてしまった。
高千穂さん、野菜ありがとう!
晴れたのは午後もかなり遅くなってからでしたが、日が長いので良いことにしましょう。
これで今夜はこのまま夜露に当ててしっとりさせ、明朝、壷に取り込みます。土用干しも色々なやり方があるみたいですが、我が家はなんとなくこれでやっております。
夜の間の雨が心配。気になって寝不足になるかも。明日は締切もあるんだけどなあ……。
夕方は市民プールで800メートル。帰宅したら夕飯はカレー。
この取り合わせは夏の醍醐味。暑くて、辛くて、美味しくて、最高!
ベランダにザルを持ち出して、赤く染まった梅を1個ずつ、お箸で丁寧に並べます。
朝、並べる時はまだ良いのですが、正午過ぎの裏返し作業が大変。じりじりと照りつける太陽の下で、酸っぱい香りを嗅ぎながら頑張りました。
夕方にはまた漬け汁に戻して、今日の作業は終了。あと2日続ければ仕上がりです。
夕方は例によって市民プール。
暑いし、週末ということもあって、大賑わい。子どもも大人も水遊びを楽しんでいました。
明日も混むんだろうなあ。
午後2時半ぐらいから1時間ばかり雷雨があり、その後もはっきりしない空模様でした。そのせいか、プールには人影がまばら。
私が到着した午後5時過ぎには、50メートルプールに成人男性が2人いるだけ。25メートルプールとひょうたん型の「変形プール」で泳ぐ子どもはまったくいません。大人3人の客だけ。
で、泳ぎ始めたところ、間もなく、あとの2人が帰ってしまったのです。残るお客は我ひとり。
当直の監視員4人はどう思っているのでしょうか。「この客さえいなければ、オレたちも早く上がれるのに……」などと考えているのではないか。
根拠なくそんなことまで思ったりして、落ち着いた気分ではいられません。たった1人のプールは、「独占」の贅沢気分ではなく、針のムシロという気分なのです。
さいわい、5時半過ぎに男の人が1人やって来て泳ぎ始め、ホッとひと安心。
しかし、今度は私が上がりたいのです。ゆとりなく泳いでいたせいで、予定の距離に到達してしまったのです。
でも、私が上がると、後から来た「救いの神」が、今度は針のムシロに座ることになるのではないか。もう少しいないと悪いのじゃないかなあ……。
結局、900メートルまで泳いで失礼しました。
雨の後とはいえ、蒸し暑いのだから、もっとたくさん泳ぎに来ればいいのに。