トマト苗を入手し、スイカ苗も育っているので、いよいよ庭を夏仕様に変えなければなりません。
プランターの位置を変え、土を入れ替え、トマトの手とか、スイカの蔓を伝わす網を作り、雨除けも設置して……と、色々、作業があります。
締切を気にしながら、午後遅くになってスタート。途中で、土づくりに必要な赤玉土（大粒）が足りなくなってホームセンターまで出かけたりしているうちに、日没。夕飯の時間になってしまいました。
お天気が気になりますが、あとは明日以降ということで切り上げました。狭い庭でのやりくりは結構大変。
一時的に冬型の気圧配置が強まり、北風が吹きました。午後、用があってバイクで出かけましたが、なんとも風が冷たかったこと。
そんな中でも、イチゴの実がほんのりと色づいてきました。食べられる日がもうすぐ来ます。楽しみ。
この季節になるとどうしても撮りたい野草、キュウリグサ。
見てのとおり、ワスレナグサの仲間でムラサキ科の２年草。
日当たりのよい場所で、竜のしっぽのように巻いたつぼみが順番に咲いてゆきます。
お昼過ぎ、家の近くの野川へ出かけて、護岸に生えているヨモギの新芽を摘みました。春の味覚を楽しみたくて。
ちょっと遅くなってしまったのか、もうかなり葉が茂っています。
先っちょだけを指先でつまみましたが、それでも茎が入ってしまい、後で家人に面倒をかけました。
野草を摘んでいると、まるで万葉集の時代に戻ったかのような気分になります。春を楽しむ日本人の想いは、ずっと昔から変わっていないのでしょう。いいもんです。
帰宅して、競馬の桜花賞を観戦。
圧倒的人気のメジャーエンブレムが強いだろうと、私も思いました。対抗はジュエラー。
最終コーナー、メジャーエンブレムは馬群に包まれ、前へ出るのに苦労している様子。ようやく割って出ましたが、これで労力を使ったせいか、最後の直線で伸びません。前へ出たシンハライトと、鋭く追い上げたジュエラーが並んでゴール。
写真判定の結果、ジュエラーの優勝となりました。
しかし、今年の３歳牝馬、メジャーエンブレムとジュエラー、それにシンハライトの争いは、これからも楽しみ。
昨日、「買うのはもう少し先」と決めたばかりなのに、夕方、出かけた（昨日とは逆方向の）ホームセンターでトマト苗を買ってしまいました。
良さそうな苗が手ごろな価格だったので、ついフラフラと……。
ま、お店に何日か置いておくか、手元で管理するかの違いでしかないし、それに、良いのを選べる時に入手しておく方が賢明ではあると思って。
今日の店には、節の間のつまったしっかりしたのが、それもつぼみがつき始めた状態で売っていたので、見逃す手はないですよね。
などと、自分に言い訳をしていますが、しかし、まだコンテナの用意はまったく出来てません。
とはいえ、苗はすぐに定植できるわけではなく、一番下の段の花が咲いた頃が良いらしいので、それほどあせる必要はないようです。
品種は「ホーム強力米寿」２本と「ホーム桃太郎」１本。強力米寿は昔のトマトの味で、桃太郎は甘いらしい。
去年はうまく実らせられなかったので、今年こそ。
写真はホームセンターからの帰途に撮った野川の夕景。
京王線の鉄橋のやや下流あたり。このあたりには桜の木がほとんどなく、そのかわり、岸には菜の花がたくさん咲いています（暗くて見えにくいかな）。
予報ほどには良いお天気ではなかったけれど、それでも気温は上がって、最高気温 20.9℃（隣町アメダス）。
何度も何度も挑戦して、ようやく芽を出してくれたレタス。双葉が広がり、少しだけ本葉が出てきたので、今朝、育苗ポットに移植しました。うまく活着してくれるといいのですが。
夕方、ホームセンターに行くと、もうトマトの苗が出ていました。買わなきゃいけないけど、でも、まだちょっと時期が早い。仕事の具合と照らし合わせ、もう少し後で買うことにして、今日は見送り。やらなきゃいけないことが増えていきます。
行き帰り、野川の岸を通ると、桜の花びらがはらはらと散り続けています。
地面はピンクのカーペットに変身。
枝に残った花と、足元の花と、上下に明るい花が照り映え、心弾む景色が広がっていました。
