惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

AI対AI

2017-06-02 21:17:28 | アート・文化

 朝、起きるとアメリカのトランプ政権がパリ協定からの離脱を表明していました。
 と、同時に、卓球世界選手権男子シングルス2回戦で、張本智和選手が水谷隼選手を破ったとのニュースも。

 情けない思いと素晴らしい驚きとがごった混ぜになった寝起きでした。

 午後、グーグルが公開したアルファ碁対アルファ碁の対局記録をぼんやり眺める。

 ルールを知っているぐらいのヘボ碁打ちなので詳しいことはわかりませんが、こりゃ面白い。
 戦いをほっぽり出して、まるで無関係に見えるところに打ってみたり。かと思うと、後にはその手が効いてきたり。

 たぶんこれは、一手ごとに全体の局面を判断しているからなんでしょうね。人間だと、部分的な戦いが起こると、一段落するまではそこに集中する。しかし、その途中の手は、局面全体から計算すると、最大価値ではなかったりするのではないでしょうか。
 別な言い方をすれば、AIは、部分的なストーリーを追わずに、全体のバランスを眺めている。

 人間とAIの思考方法の違いが少し見えたような気がします。

 とはいえ、これも元は、人間の思考の積み重ねから抽出した最善の着手なんですよね。AIの考えが特殊というより、人間の方が、その時々の自分にとらわれて、最善の手を思いつくことができないと考えた方がいいように思います。
 AIを他山の石として、我々の思考方法を客観視できるのではないでしょうか。


コガネムシ対策

2017-06-01 21:31:21 | 園芸

 今日はプランターのコガネムシ対策。

 昨年のゴーヤのプランターにおびただしい数のコガネムシの幼虫がいるのを見て、「これでは作物は満足に育たない」と痛感しました。特にプランターだと土の中を移動してゆくこともなく、ずっとその場で根や堆肥を食べつづけるわけですから、被害は甚大です。
 そこで、この夏はコガネムシ対策を。

 メスの成虫がプランターに卵を産むのを防ぐのが第一。そのため、土にもぐることができないように、土の表面を覆うことにしました。
 家にあるストックを見まわして、網戸の張替の際に余っていた網を使うことにしました。プランターの形に合わせて切り、隙間から、ゴーヤの茎と、コンパニオンプランツとして植えてあるネギとが伸びるように工夫して。

 さあ、これでうまくゆきますでしょうか。夏から秋の収穫が楽しみなような、怖いような。

 〈小説推理〉7月号、発売中です。担当しているSFレビューで次の3作をとりあげました――

  • ケン・リュウ 『母の記憶に』 (古沢嘉通・他訳、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
  • 宮内悠介 『あとは野となれ大和撫子』 (KADОKAWA)
  • ウィル・ワイルズ 『時間のないホテル』 (茂木健訳、創元海外SF叢書)

 『時間のないホテル』は、「J・G・バラード『ハイ・ライズ』+スティーヴン・キング『シャイニング』ともいうべき巨大建築幻想譚!」というのが版元の謳い文句。私はこれに「笑い」の側面を付け加えたい。いや、ホント、かなり笑えますよ。好きな小説です。