惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

初秋刀魚

2020-09-10 20:42:10 | 食・レシピ

 サンマを焼きました。この秋、初めて。
 といっても、解凍もの。今年の新サンマではありません。
 でも、昨今の冷凍技術は素晴らしいので生サンマと比べても遜色はないと思います。

 実際、食べてもそのあたりはよくわかりません。ただ、脂の乗りがイマイチだったかな。
 それでも、美味しいですよ~。焼き魚、大好き。

 何度も書いていますが、我が家では魚を焼くは私の担当。軒先に七厘を据え、炭火をおこして焼きます。
 35年ぐらいやっているかな。かなりうまく焼ける自信があります。

 今日も、皮にほとんど焦げ目がつかず、それでいてパリパリ。中はふっくらジューシーに焼けました。
 一尾まるごと焼く時は、「焼く」というより、魚自身の皮で包んだ魚の身を蒸すという感じにするのが肝心だと思います。指先で触れると、中身がフツフツと煮え立っている。その感触が好きです。


9.9

2020-09-09 21:14:56 | 音楽

 9月9日は何の日?
 「救急の日」というのはよくわかります。他には「チョロQの日」だとか「吹き戻しの日」だとか「手巻き寿司の日」だとか。

 個人的にはサム・クックの日。理由は聞かないでください。

 ということで、彼の曲をいくつも聞きました。どれも素晴らしい。
 この時節は「A Change Is Gonna Come」がもっともふさわしいように思います。ボブ・ディランの「風に吹かれて」を聞いて書いた曲だということですが、黒人が正当な権利を手にする日が近いことを歌っています。
 しかし、1964年に33歳で亡くなったとは。なんとも惜しいかぎり。


ポーズ猫

2020-09-08 21:11:34 | 動物

 台風9号のため、奄美大島西の海上で遭難した貨物船(家畜運搬船)「ガルフ・ライブストック1」の捜索が、台風10号通過後、再開されているそうです。
 3日前(土曜日)、この日記に「牛すべてと乗員42人が絶望的で、助かったのはフィリピン人船員1人だけ」と書きましたが、これは早とちりで、乗組員2人が救助され、他の1人が死亡、残る40人が行方不明だそうです。お詫びして訂正します。

 新型コロナウイルスの後遺症について気になる記事がありました → 「『死ね』コロナ感染の男子高生に批判殺到 患者の苦しみと後遺症のリアル」(AERA dot.)。
 4月に感染、5月にはPCR検査陰性となったものの、まだ後遺症に苦しんでいるという。症状は「激しい頭痛や倦怠感、のどの痛み、関節痛など」。症状のなかった感染者でも心筋症が見られるという報告もありますね。まだまだこの病気にはわからないこと、気をつけなければならないことがあると痛感します。

 夕方は、濡れマスクをつけ、キャップなしで散歩。
 途中で出遭った猫。

 カメラを向けている間も、無頓着に同じポーズでいてくれました。


古い種子

2020-09-07 20:51:17 | 市民農園

 市民農園でちまちまと野菜づくりをしていると、買った種を一度に使いきることができません。
 余ったぶんは、冷蔵庫の野菜室で保存するのが良いらしいのですが、ズボラなのでそのまま棚に置きっぱなしにすることがほとんど。それでも、翌年、蒔いてみると芽が出たりします。

 今年もその調子でミニ白菜の種子を蒔いたのですが、10日たっても芽が出ません。あわてて、新しい白菜(ミニでなく普通)の種を買ってきて蒔きました。今度は無事に芽が出てホッ!

 同じように、レタスの古い種を1週間前に蒔いたのですが、やはり全然、芽が出ません。
 今日、新しい種を買ってきました。明日には蒔かなくては。

 野菜の種類によって、種子の寿命が違うようですね。ネギやニンジンは短くて、ナスやトマトは長いらしい。白菜やレタスはその中間。

 だんだん失敗に懲りてきて、種は新しい方がいいと思うようになってきました。しかし、売っている袋入り種子は量が多い。
 となると、自家採取した種を毎年、使い続けるのが良いように思います。スイカと落花生はすでにそうしてますが、徐々に種類を増やしてゆきたいものです。

 〈ナンロメイト〉10月号発売中です。担当の新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――

  • 亀和田武『夢でもいいから』(光文社)
  • ロバート・M・ヘイゼン『交響曲第6番「炭素物語」 地球と生命の進化を導く元素』(渡辺正訳、化学同人)
  • ミシェル・クオ『パトリックと本を読む 絶望から立ち上がるための読書会』(神田由布子訳、白水社)

 『パトリックと本を読む』は、読書の力だけでなく、今、アメリカで問題になっている黒人差別の問題、あるいは、民主党の副大統領候補カマラ・ハリスさんの社会的頑張りなど(著者が似たような経歴なのです)についても教えてくれる、示唆に富んだ本でした。


驟雨

2020-09-06 20:52:40 | 日記

 「驟雨」と書くと、どうしても吉行淳之介の作品を思い出してしまいます。粋な大人の小説?
 とはいえ、昨日から今日にかけての驟雨は、何度も襲来して窓の開け閉めを強制する面倒なもの。

 暑い季節、家の中は、できるだけ風通しが良いように、窓を開け放してあります。にわか雨がやって来るとあわてて閉めてまわることに。いうまでもなく、吹き降りの雨が室内を濡らさないようにするためです。
 で、雨が通り過ぎると、今度はまた開けてまわります。熱気が家の中にこもらないように。

 そうして窓を開け放すと、外から涼しい空気が部屋の中に流れ込んでくる。それを感じながら、じっと窓辺に立っている時間が好きです。
 体を撫でてゆく冷気。どこからか聞こえるしずくの音。雨の騒音が絶え、外の景色がまたもとの光をとりもどしてゆく。
 吉行淳之介が描いたような男と女ドラマがどこかでひっそりと進行しているような気もしてきます。

 庭のコンテナに植えたばかりのブロッコリーの苗が何者かに齧られ、数少ない葉っぱが落ちてしまいました。

 虫か鳥のしわざだと思えますが、今回はどうやら鳥のような気が。
 さっそくネットで覆い、被害が拡大するのを予防。
 しかし、苗は改めて買い求めるのがいいのかも。少し様子を見てみます。