惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

臭橙三昧

2021-09-25 20:44:47 | 食・レシピ

 数日前から、我が家ではカボスがふんだんに消費されています。大分在住の奇特な知り合いが大量に送ってくれたのです。

 今日は夕食のおかずのカツオの刺身に、搾り汁をジャブジャブかけ、まるでカボス汁のしゃぶしゃぶみたいな感じでいただきました。
 かすかな塩分があるので、このままでも美味しい。お醤油を少し加えると、さらに美味しい。

 搾り汁を使ったり、スライスした皮を使ったり、あれこれですが、面白いのは種から採った化粧水。
 種を水に浸けて作るのだそうですが、肌につけた瞬間、少しぬるっとして(種の成分のせいでしょうね)、掌で擦るとつるっとしてきて、すぐにさらさらになって肌に沁み込みます。この過程が楽しい。

 大分県カボス振興協議会のこのページにカボスの味のチャート図が載っていますが、ユズやスダチとはだいぶ違ったパターンを描いています。
 面白いのは国産レモンと似ていること(外国産レモンはまるで別パターン)。

 実は、国産レモンの種から芽を出させて、育てているんですよね。実が生るのはいつになるかわかりませんが、カボスに似た実ができるかどうか。今から楽しみ。


通行止

2021-09-24 20:46:20 | まち歩き

 散歩道のコースのひとつに、深大寺小学校西側の小道をたどり、ゆるやかな階段を下って不動滝前へ出るというのがあります。
 先日、そこを通ると、階段の半分が通行禁止となっていました。
 「工事でもするのかな?」と思っていたのですが、今日、通りかかって理由が判明しました。

 近くの木に巣があるのでしょうか。スズメバチは今がいちばん活動の盛んな時期ですよねえ。

 春先には我が家にも女王蜂が飛来し、巣作りの場所を探索することがあります。一度、小鳥の巣箱の中に作り始めたのを見かけ、そっと壊したこともありました。
 今頃は巣も完成し、大勢の働き蜂が飛び回って、次の世代を育てていることでしょう。
 お寺のスズメバチはどうなるのでしょう。通行止がいつまで続くかで運命がわかりそうです。


Y字路

2021-09-23 20:17:59 | まち歩き

 夕方の散歩の途中、見事なY字路に出くわしました。

 西へ向かう裏道がスパッと鋭角的に二つに分かれています。
 横尾忠則さんに「Y字路」を題材にした素晴らしいシリーズがありますが、そこに加えてもらっても遜色ない、立派なY字路。

 Y字路の魅力って何でしょうねえ?

 そもそも、こちらから行く道が二つに分かれているのか。それとも、向こうから来た二本の道がスーッと合わさっているのか。
 どちらに感じるかで、かなり意味合いが違って来そう。もちろん、どちらとも言えるわけですが。

 左の彼方には夕日が沈み、右側は少しそれていってます。
 今日は右側の道をとりました。

 もともとは水田の広がる田舎道。そこに宅地開発にともなってつけられた縦横の道が加わり、けっこう複雑な順路が出来上がっています。気ままに歩くうち、思わぬ場所に出るのも楽しい。


薄鼠色

2021-09-22 21:05:07 | 天気

 アマゾンで買った品物があり、届く予定日は明日だったのですが、今朝、畑から帰ってシャワーを浴びた後、メールをチェックすると「配達完了」というお知らせが。
 リンクされていたサイトで配送状況を確認できるようになっていて、そこには「ご注文商品を玄関にお届けしました」というメッセージとともに、我が家の玄関ドアの横に荷物が置かれた写真が載っていました。
 あわてて玄関に行ってみると、確かに、そのとおりに荷物が置かれていました。ついさっきはなかったのに。

 こんなふうになってるんだ。アマゾンで買い物をしたのは久しぶりなので、知らなかったのです。ちょっと新鮮。

 夕方の散歩の途中。野川を下流に向かっている時に見えた夕べの雲。

 太陽が西の山の端に隠れ始め、低い雲には光が当たらなくなったばかり。柔らかいうすねずみ色が素晴らしい。
 遠方の、まだ日が当たっている雲がうっすらピンクに染まっているのもきれいです。
 雲はいいなあ。


一文字挵

2021-09-21 20:42:04 | 

 今日も晴天。
 とはいえ、雲が多く、夕方には羊雲が空いっぱいに広がりました。中秋の名月が見られるかどうか、気になりましたが、今(午後8時半)、満月は雲間にあって煌々と地上を照らしています。良かった!

 朝は畑で大根の一部蒔き直し。虫除けの薬オルトランを土にまぶしてからパラパラと。
 うまく出揃いますように。

 ふと見ると、近くの葉っぱにイチモンジセセリがとまっていました。

 大好きなチョウ。
 チョウにしては羽根の色が地味。そのわりに人気があります。
 なぜか? 理由を考えてみました。

 すぐに思いつくのは、頭が大きく、目も大きいこと。
 これは動物の姿形が子どもっぽい印象を与える要素ですね。だから可愛い。
 それと、このチョウはじっとしたまま、逃げないことが多いんですね。だから、すぐにつかまえることができる。昔、子どもの頃は、素手でよくつかまえたものです。で、糸で胴体を結び、頭の上に飛ばしたりして。
 そんな記憶があるので、見かけるとなんとも嬉しくなるのです。