夕方の散歩で武蔵境通りを植物公園から御塔坂下の方へ歩いていて、ある建物の敷地の隅に黒いカタバミが群生しているのを見かけました。
深い紫色の葉っぱとピンクの花の取り合わせが実にシック。
何という名前だろうと、帰宅して調べてみると「オキザリス・トリアングラリス」だと判明。別名は紫の舞、カラスバカタバミなど。やはりカタバミ科の多年草だそうで、南米産。
「オキザリス」はギリシア語の「酸っぱい」から来た名で、日本でもカタバミのことを「酸い葉」といいますよね。「トリアングラリス」は「三角形」、葉の形をみるとうなずけます。
しかし、なぜこんなに黒っぽい色の葉なのか?
ほとんどの色を吸収しているせいなんですかねぇ。だとしたら、日光が弱いところでも育つということなのかな。夜には葉が閉じるということと関係があるのかな。
疑問が次々と……。